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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Socorro Islands -MAR 21, 2015 DEPARTURE その1
2015.05.17



21/MAR to 30/Marトリップレポートです。

今回は、リピーターさんを含む日本人ダイバーさん、メキシコ人ダイバーさん、フランス人ダイバーさん、イギリス人ダイバーさん、スペイン人ダイバーさんとの国際色豊かなトリップに行ってまいりした。


23/MAR ダイビング初日(サン・ベネディクト島)
ダイビング初日1本目は、ラス・クエビタスにやってきました。 北風が吹いてると、水面がちゃぱつくこともあるのですが、今回は風当たりもなく、水面もとても穏やかです。 未明からイルカも船近くに遊びに来ています。 良いスタートが切れそうですね。 本日は、チームWHALE担当させていただきます。


1本目:ラス・クアビタス
水温25度 透明度20m
流れも無く、チェックダイブにすごく適した海況に恵まれました。 ゆっくりENして日本庭園のような砂地エリアに向かうと、早速マンタ1枚登場。 ロブスターやダイヤモンドスティングレイ、エレクトリック・スティングレイを見つけながら、ゴロタ地形に移っていくと、今度はブラックマンタも登場してくれました。 ブラックマンタはダイバー周りを大きく周遊してくれます。 後半はマンタのクリーニングステーションで、もいっちょマンタ期待しましたが、逆にクリーニングステーションではマンタ来てくれませんでした。 ありゃりゃ。 ただ、畳一帖くらいのエリアでロブスターが縄張り争い? 喧嘩をしていました。


2本目:エル・キャニオン
水温25度 透明度10m
ENしてみると、ちょっとガッカリ。 白く濁っていて透明度が悪かったです。 おまけにやんわりと逆潮。 それでも早々にマンタが遊びに来てくれました。 砂地エリアからハンマー捜索し、流れに乗って、リサーチブイのある稜線にたどり着くコース取り。 稜線には魚影はあるものの、ハンマーおらず。 ホワイトチップ少々と、リサーチブイ近くにシルバーチップ2匹には遭遇できました。 最後は、マンタロックまで泳いで戻ってからEX


3本目:エル・キャニオン
水温25度 透明度12m
気持ち透明度は回復傾向でしょうか。 今回別グループは西棚、東棚中間にある立て根を攻めてみるとのことでしたので、最後に出発するチームWHALEは、まず最初にリサーチブイ周りをハンマー探しにいってみました。 ちょくちょくウツボをからかいつつ、リサーチブイにたどり着くと、稜線近くには居てませんでしたが、ドロップオフ側にいるギンガメ味の縦に長い群れの先になんとか1匹ハンマーが確認出来、すごく近くをうろちょろしてくれました。 その後ザトウクジラの鳴き声する方向にドリフトしながら、ゆっくりと安全停止に入り始めると、大きなシルキーシャーク。 最初は6匹の小編隊だったようです。 EXしてみると、チームSHARKは20頭くらいのでかハンマーの群れ、チームMANTAも6頭ほどのハンマー編隊に遭遇との事。 こりゃ気まずいパターンだ(汗


4本目:エル・キャニオン
水温25度 透明度15m
直前にキャニオン沖にザトウクジラのリラックスした様子が目撃できていたので、ダイビング後半はブルーウォーターに博打ダイビングする事にしました。 移動距離節約の為、いつものENポイントより、南西で落としてもらいました。 まずは西稜線のブイまできて、ハンマーチェック。 少しづつ稜線を南下していくと、大きいサメさんの姿が! 4mのタイガーシャークでした!(証拠写真無しっ!)
その後、東西中間の立て根まで流れに乗って移動。 ハンマーがいなかった為、これより、ザトウクジラ狙いのブルーウォーター。 徐々に詰めた感はあるのですが、空振り。 ソディアックに上がっている最中に、シルキーシャークがレインボーランナーの群れにアタックをかけていました。



24/MAR ダイビング2日目(サン・ベネディクト島)
鉄板マンタのポイント、ボイラーにやってきました。 本日は、チームMANTA担当させていただきます。

1本目:エル・ボイラー
水温25度 透明度25m
ENした瞬間からイルカの鳴き声がキューキュー聞こえてきます。 まずは東の岩壁でマンタさんの展示会。 ちょくちょく北東の中層にハンマー単体も出入りしてくれます。 やがてイルカの鳴き声が多くなると、9頭のイルカが降りてきてくれました。 その瞬間にそれまで、マンタ、マンタしてたダイバーさんは、マンタはそっちのけでイルカに。 ちょっとマンタさん寂しそうw ギンガメの玉やカツオの群れ、そしてまたもやマンタ三昧してから安全停止に入りました。


2本目:エル・ボイラー
水温25度 透明度20m
ENして岩壁に落ち着くと今回もマンタが本当にフレンドリーにやってきます。 北沖にドリフトすると、でっかいサメ。 ハンマーと思いましたが、特大ダスキーシャーク? どうやらハイブリッド(ダスキーとシルキーの合いの子ではないでしょうか)でした! また、遠目でしたがハンマーも2個体。 岩壁に戻って南壁へ移動すると、EXまで、ずっとマンタ2枚のダンスとなりました。


3本目:エル・ボイラー
水温26度 透明度20m
流れは完全にストップしたコンディション。 ハンマー気配は無いながらも、ザトウクジラの鳴き声が近く大きく聞こえてきます。
従って少し岩壁から離れた距離で中層待機をしてると、マンタが来るわ来るわ、ブラックマンタ3枚を含む合計7枚。
1ダイブで合計7枚でなく、同時に7枚。 どの子を写真に撮るのか迷ってしまいます。 お腹いっぱいになってEX。 ソディアックに上がっていると、キャプテンのヤシルから、「バジェーナ(くじら)居るよん、近いよん」と優しい声で囁きます。 いつもは興奮して大声なのに、そのトーンの穏やかさに、まあ、どうせダメなんでしょうけど、とりあえずもっかい潜ってみよかーと試してみると、あらら、超近いところにザトウクジラ発見。 奥にも居ますわね、2頭。 あれれ、まだまだ続くぞ、3頭やん。 と思いきやおまけにもう1頭の合計4頭のザトウクジラさんでした。 こりゃ、ヤシルにセルベッサ奢らんとあかんでしょ。


4本目:エル・ボイラー
水温24度 透明度13m
今回も流れはとても弱く潜り易いコンディション。 マンタさん、ほんと懲りずに何度も何度も私たちダイバーのところにやってきてくれます。 北沖でうろちょろと粘っていると、表層にギンガメの群れ、中層にカツオの群れと二重層になっていたので、足を伸ばしてみると、居ました、でかハンマー。 頭を向けて、「誰じゃ、おまえ〜?」って確認するように寄ってきました。 でかハンマーが離れると、今度は、2本目と同じハイブリッドシャークの登場。
最後は、岩壁に戻って、改めてマンタ三昧となりました。



































※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amiga!!!


報告者 ロレンソ、ミカ、ルイ


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執筆者
赤川 紫珠子

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