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コスタリカ・ココ島
2015.8/9〜8/19 ココ島 オケアノス・アグレッサー
2015.08.06

オケアノス・アグレッサー号 トリップレポート
09 - 19 August, 2014

水温:26℃
気温:26℃
透明度:20−30m
ウエットスーツ:3mmまたは5mm


私は潜降をしながらゆっくりと呼吸をしながら楽しんでいる。そして私と取り囲んでいる水中空間は私をより陸上にいるときよりハッピーにしてくれる。水深10mぐらいに達したときに私はお客様に目を向けると同様にお客様が私のことを見つめている。そしてアイコンタクトをとりながらそのまま続けて水深20mぐらいまで潜降を続けようとする。しかしながらお客様達はわたしについてこないでそのまま10mに留まっている??しかしお客様は私から目を逸らさない。そしてその時あるお客様が私のほうを指差した。正しくは私ではなく、私の後方を指差していた!!

私も振り向き後方を確認すると、なんと私の少し後ろに約8mのジンベエザメがいるではありませんか!私の心拍は一瞬止まりそうなりましたが、すぐさまお客様に合図を送り、ジンベエザメを追いかけました。ジンベエザメは大きな弧を描きながら何度もメインの岩まで戻ってきたので、私たちは追いかける必要はなく、メインの岩で待つだけでよかった。ほとんどの潜水時間はジンベエザメを待つために使いましたが、ジンベエザメは深場には行くことがなく、常に浅場を泳いでいました。ジンベエザメと25分程度遊んだ後はイルカの群れがホースアイジャックの群れを追いかけていました。本当に私たちはジレンマに直面しています。水深30m付近ではハンマーヘッドを見ることができる、それとも水深10m付近ではジンベエザメもしくはイルカが登場している。同様のことが2日目も発生した。今週のトリップ以降、これと同じような状況がマヌエリータ、ダーティーロック、アルシヨーネでは発生する可能性があります。

マヌエリータでのダイビングではタイガーシャークがいつも登場し、時々はペアでそして3匹同時に出現することもあります。ガラパゴスシャークとハンマーヘッドが入り混じって登場します。想像してみてください。ある岩の付近であなたの頭上付近をこれらの大きなサメたちが泳いでいることを。。。時々それらのサメがカメラのレンズ近くまで寄ってくることがあります。その瞬間あなたは硬直するかもしれません。ジンベエザメは登場した時は格別でハンマーヘッドを背景にジンベエザメの素晴らしいショットを撮影することができます。

最終日には信じられない出来事がありました。1本目は40分以上、水深25m付近で過ごしました。ハンマーヘッドを観察していましたが、ダイブコンピューターが限界近くを表示していたので浮上を開始し始めました。水深10mぐらいに到達すると潮流に乗り、マヌエリータのメインの岩のほうに流されました。

少なくとも10分以上はまだ潜水時間が残っているので何が発生しても大丈夫。そしてその時ブルーウォーターの中から約7m前後のジンベエザメが流れに逆らいながら出現!!もちろん、私たちは一気に大興奮!!そしてそのすぐ直後にハンマーヘッドの大群(本当にすごい数!)が登場!!しかしそのハンマーヘッドの群れは深かったし、私たちは残圧が少なかったので見に行くことができなかった。本当にエラ呼吸ができたら良いと切望します。そしてまた別のジンベエザメが同じ方角に登場(流れに逆らいながら)!!そして続けて大きなジャイアントマンタも同様にジンベエザメと同じ方角に登場!!

私はたのメンバーの為にも写真を撮影する責任がある。そして見上げた時に3匹目のジンベエザメが登場(これも流れに逆らいながら)。しかしながらすべてのジンベエザメに追いつくことができなかった。これらはすべて自然の中で発生しています。そして次に何が出現し、何が起こるのか決して知る由もない。ココ島に来ると私があなたたちに紹介することができます。

そしてまた別の日、チャータムベイでダイビング後、水面で何か大きな物体を見ました。まるで丸太のように上下を繰り返しており、数回その光景を確認するとそれ以上見ることができませんでした。そして私はその未確認物体が多分クジラではないのか説明するとお客様も一同笑いながら相槌を打ってくれました。そしてその数分後、オケアノス号から約100mぐらい離れた湾内にザトウクジラの親子が出現し、ブリーチングや尾ビレを水面から出しておりました。

多分寄生虫か何かを取り除こうとしていたのでしょうか?そしてそのザトウクジラの周囲にイルカの群れが登場。私たちのお客様がクジラやイルカとのスノーケリングをしたいと私に懇願しましたが、私自身は連れて行きたかったが、残念なことにココ島の国立公園のルールにより連れて行くことができませんでした。

このように今週のトリップの出来事を私たちが見た大物を中心に書き記していますが、まだ今週のトリップは通常と少し異なります。3日目とあるお客様が私に写真に写っている生物の名前を教えて欲しいと質問してきました。たぶんそれはフリソデエビだったと思われます。そして彼女は別の日に喜びながら私にシーホースの写真を紹介してくれました。生息していることはしていますが、実は私はここしばらくの間シーホースを見た記憶がありません。小さな生物を見つけることは簡単ではありませんが、それらを見つけることができたのでラッキーなことに違いありません。
本当になんて素晴らしいトリップなのでしょうか!!

Thanks to all of our guests for a great week of diving at Cocos Island.

Capt. Beto (Photos by Alberto Muñoz










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執筆者
オンディッツ・カルパルソロ

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