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タイ・プーケット
2/13 ミャンマー・リチェリュークルーズ パヌニー号
2009.02.24

今回はミャンマー海域(Mergui Archipelago)まで遠征をしてきました。
この海域をオペレーションしてクルーズ船はあまり多くありません。


この日潜ったポイント

<1>Shark Cave
<2>Shark Cave
<3>North Twin Pinnacle
<4>North Twin Island

この日はシャークケーブからスタート。
小さな3つの島のから形成されており、その中で一番大きな島を潜ります。
この島には北から南に通じる約15mくらいのケーブが存在。
このケーブは大人しい【インディアンナースシャーク】が寝ていることで非常に有名です。
お腹が大きな個体もよく目にすることがあり、ブリーフィングでは『サメの病院』と紹介しておりました。
またこのケーブの入り口では、【グレイリーフシャーク】も目撃することもできます。

今回は残念なことにこのケーブ内にサージが発生しており、
肝心のナースシャークは見ることができず。
さすがにこの状況ではサメもゆっくり休むことができなかったと思う。

このケーブ内で大きな【マダラエイ】が悠々と闊歩しており、マダラエイの方からおいら達に急接近。
ライトを照らすとマダラ模様が不気味に浮かび上がる
あそこまで近づかれると、嬉しい半面、正直怖かった。

砂地ではジョーフィッシュ団地になっておりました。引っ込んだとしても、すぐに近くで別の個体を発見することができます。
これまたひとつひとつの個体が大きい。楽々と写真撮影できました。

その他ガレバでは、おいらの握りこぶしくらいありそうな巨大【トラフシャコ】、【コブシメ】や100匹くらいいたと思われる【アオリイカ】の大群、
やや小振りではあるが【ブラックフィンバラクーダ】の群れなどを見ることができました。

浅い岩場では【レッドサドルバックアネモネフィッシュ】が群生しておりました。
こんなにイソギンチャクが密集し、インドトマトの完熟畑はアンダマン海では今まで見たことはなかった。ちょっぴり感激です。

近頃、リチェリューを中心に大量発生中の【ニシキフウライウオ】
ここでは、おいらも久しぶりに出会うことができました黒色個体。
今回はこれまた仲良く?3匹並んでおり、お客様は黒い三連星と名付けておりました(笑)

このダイブは完全においらの目がマクロモード。
シミランではあまり見かけることがない珍しい色鮮やかなウミウシが沢山おりました。
そして昨日に引き続きここでも【フリソデエビ】を発見。自分でも信じられない。。。本当に超ラッキーです。v^^v

さらに北上をしてノースツインでダイブ。
3本目は200m程外洋にある離れ根、4本目は島沿いの綺麗なリーフになります。
【マダラトビエイ】を見たチーム。。。
おいらのチームはここでも再び巨大な【マダラエイ】を発見。
まるで空飛ぶ絨毯のゆうに、優雅に泳いでおりました。
【イエローバックフージュラー】が流星群の如く流れ、
安全停止前に見た【イトヒキアジ】のペアは大きかったなぁぁ・・・

テーブルサンゴが段々畑のように形成されており、
そのサンゴ間に【テングカワハギ】を確認。
この段々畑の上を【スカシテンジクダイ】や子魚の稚魚がまるで霞が覆いかぶさっており、マクロ探しがちょっぴり大変。この群れを掻き分け、掻き分け。。。
常に中層を沢山の【マテアジ】【イケガツオ】が元気に泳ぎわまっておりました。
タコ、コブシメ、沢山のウミウシを観察してこの日は終了・・・

*** Shake Cave ***
透明度 10〜15m
水温 26〜27℃


*** North Twin ***
透明度 15〜20m
水温 27〜28℃


報告者 けんご



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執筆者
八杉 明信

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PADI インストラクター/店長
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