世界の海からこんにちは


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タイ・プーケット
3/11 シミラン・リチェリュークルーズ
2009.03.17



この日潜ったポイント

<1>Anita’s Reef No.5,6
<2>East of Eden No.7
<3>Elephant Head Rock
<4>Donald Duck Bay No.8


1本目。チェックダイブ兼ねてアニータからスタート。

最近、このダイブサイトで遭遇率が高い特大【ナポレオン】にご挨拶。
浅場では【イエローテイルバラクーダ】もギッシリ群れておりました。


2本目はエデンの東。

サンゴの間を注意深く観察。
【パンダダルマハゼ】や【アカテンコバンハゼ】などをゲット。
相変わらず【ヤマブキスズメダイ】の幼魚はクリアレモン色でかわいい。

現在、このエデンの園では【インディアンフレームバスレット】が爆裂発生中。
【キンギョハナダイ】と混じって泳いでいることが多く、
間違い探しをしながら紹介しておりましたが、
今シーズンはそこら中で群れ!!群れ!!群れ!!
そしてオスがフラッシングアピールに広げる背ビレがシミランブルーに映えます。

今回は流れに乗っかり、エデン名物の根を超えてジャパニーズガーデンに突入。
一時期は津波の被害により、目を覆いたくなるような光景になってしまいましたが、
現在その被害を受けたサンゴ達がすくすくと成長を続けております。
深度も浅く自然の光が差し込み“癒しのシミラン”の真骨頂を発揮です。

3本目は午前中と一転してダイナミックな地形ポイント。
今回も潜降と同時に【ロウニンアジ】をゲット。
今回出会った浪人様は1mを裕に超す超ビッグサイズ!!!
幾多の修羅場を乗り越えてきた老成魚独特の威圧感、
時折こちらを射抜く鋭い眼光。シビレマス!!!

お魚はスキー同様に進行方向とは逆の胸ビレを出して方向転換を行うのですが、
この浪人様のその時の行動がバイバイをしているようにしか見えなかった。

オーバーハングでは【ムスジコショウダイ】群れゲット。
どきどきダルメシアン模様の【アンダマンコショウダイ】
潮の関係上、流れがかなり強め。
20m以深にサーモクラインが入っており、【クマザサハナムロ】も浅い深度で群れておりました。

本日はナイトダイブに挑戦。
この日は満月。月が皓々と光り輝いておりました。
水中トーチがなくてもダイビングができるかも??

しばらく捜索を続けるとやはりおりました【オオアカヒズメガニ】
ライトを当てるとすぐに奥へ隠れてしまいます。
名前通り大きなカニの爪だけ見えておりました。
特大サイズにはありつくことができませんでしたが、
ベイビーサイズの【ゴシキエビ】を発見することができました。

今回は魚の色彩や模様の変化を楽しむことに・・・
同じ魚でも昼間と夜間とでは見え方が若干異なってきます。
【アンダマンバラフライフィッシュ】は【スミツキトノサマダイ】に変化し、
【アケボノチョウチョウウオ】はさらに背中が黒くなり白点が二つ見えます。

途中から水面付近に輝く光がなぜか二つ。
きちんとボートの位置を確認してからエントリ―したはずなのに・・・
どちらの光がおいら達のボートだったけ???
浮上してみると、犯人は満月。
あまりにも満月が明る過ぎて、勘違いをしてしまいました。


*** 1本目、2本目 ***
透明度 20〜25m
水温 28〜29℃

*** 3本目 ***
透明度 10〜15m
水温 27〜28℃

報告者 けんご



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執筆者
八杉 明信

タイ・プーケット
PADI インストラクター/店長
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