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モルディブ・クラブアズール
世界亀の日
2020.05.23

>アッサラーム アレイクム

お久しぶりです。
お元気ですか?
けんごです。

本日の天気は晴れ。やっと晴れましたー
念願の体を動かすことができましたよ。もしかしたらおいらみたいに体を動かすことができずにストレスが溜まっていた人が多くいたのかもしれませんね。
前日とは異なり、心地よい風が吹き、暑くもなく寒くもなく良い感じ。あっという間にウォーキングの時間が過ぎて行きました。ダイビング後のビールの美味しいですが、運動後のビールもまた格別に美味しいものです。


そしていつもの勝手にウツボシリーズ。
といきたいところですが、ここ最近はウツボの話ばかりだったので別のネタを。。。

本日5/23は世界亀の日でした。
2000年(平成12年)にアメリカの非営利団体が 亀についてもっと知ってもらうために制定しました。そして今年でちょうど20周年を迎えます。
モルディブではタイマイとアオウミガメをダイビング中に出会うことが非常に多いです。特にアリ環礁ではウミガメにとって絶好の餌がたくさんあるため、ダイバーなんてお構いなし!むしゃむしゃとお食事中の光景にであうことがきっとあるはずです。

最後に少しだけウミガメについて。
どうして産まれたばかりのウミガメの赤ちゃんは海の方向がわかるのでしょうか?
実はウミガメは光の方向へ向かう性質があり、紫外線を認識することができます。砂浜や陸側は紫外線を吸収しますが、海面や海側は反射します。ウミガメは陸側に比べて海が明るく見えるので、これを目印に海へ向うことできます。
もし仮にビーチ近辺に多数の街灯などがあったとしましょう。産まれたばかりのウミガメにとってこの街灯が海面に反射する光より明るいと感じてしまうため、海ではなく街灯の方向に誤って向かってしまうことがあります。

この上記の問題以外にもウミガメの卵の乱獲、漁業の網での誤っての捕獲、プラスチックなどの海洋ゴミの誤飲など、ウミガメを取り巻いている問題は多岐にわたります。

もしかしたらウミガメの個体数が少なくなり、このままだと近い将来地球から絶滅してしまうかもしれません。

私たちが身近で改善できるかことがあるかもしれません。
今日、世界亀の日を機会に少しだけ考えてみてはいかがでしょうか?





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執筆者
森本 健吾

モルディブ・ダイブサファリ
ダイビングインストラクター
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