世界の海からこんにちは


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タイ・タオ
2009年6月20日(土) タオ島ダイビングログ
2009.06.21

本日のアジアダイバーズボート…

AM:グリーンロック / ナンユアンピナクル
PM:マンゴーベイ  / ジャパニーズガーデン(JPN)

午後はボート2艘出発…
1艘は講習/欧米人ファンダイビングTEAM、そうしてもう1艘は、ジャパンTEAMという運びとなりまして、向かうは午後のサウスウェストピナクル(と、勝手に命名)ことマンゴーベイ。

お馴染みのアジ玉トルネードポイントでございます。
あの視界を遮るホソヒラアジの数、外洋・サウスウェストピナクルのキンセンフエダイにも劣らぬほど…
わずか水深8m程の所に、太陽光を遮る程の黒い影…
まるで、雷雲のように水中に影を落とす様子は、本日も健在。本日は若干の風が湾に入り込み、透明度は10m前後の白曇り…という感じの為、雲のすぐ下に来るまでお客様気がつかず…
そうして、差し込む光がホソヒラアジの背中をキラキラ映し出したと同時に…
「あーーーーーーーーーーーーー!!!」



浅場の醍醐味射し込む太陽光/キラキラダイブ。
水面近くには、3cm程の稚魚がカーテンを張るように泳ぎ、一斉に移動する際のあの光の偏光具合。

キラキラ光るあの美しい背中に惚れ惚れ…
背中フェチと自他ともに認めますわたくし、あの背中(背ビレ付近?)に憧れます…
人を引き寄せる背中…キラキラ光る美しさ。
やはり、男も女も、魚も動物も後ろ姿の美しさ、去り際の美しさ…
大切でしょう…

さて、話は海に戻りまして…しかしどこか逸脱しておりますが、衣食住とは、ヒトが生活をしていく上で欠くことの出来ない3要素。
特に、住という点においては、生活を営み、日常の喧騒から心身ともに解放される癒しの場所であるべきと、わたくし考える訳です…
なんせ、ひきこもりなので、住宅環境/生活環境の充実=人生の充実と
言っても過言ではない…

何に重点を置くかは人それぞれ…
孟母三遷という故事成語があるように、子供の教育や生活の為に、何度も引越しをする人もいれば、実家付近は、茶畑と畑…
免許取得後の練習場所は、農道…
ヤギの散歩を頻繁に見かけます…
というような、通勤面を考え関東圏でありながら田舎を選ぶ方もいるでしょう…
理由を聞けば、人それぞれ…その人の利にかなった理由があるはず。

生物界もそれは然り…
その個体の生態にあった生活環境が選ばれるはず。
特にタオ島周辺、プランクトンの数は非常に豊富…その為、それを必要とする。
ジンベイ様の利に適いますため、頻繁にお会いすることができるわけです。
さらに広がる、ハードコーラルのサンゴ礁域…
まだ成魚とならない、幼魚達にとっては大型種から身を守る為の砦となる。
やはり、利にかなっている…

なのでホソヒラアジに問いたい!!!
なぜ君達はそこにいる?!
水深わずか6〜9m…
陸のすぐ近く、しかもボートの発着も近くで行われる…
住宅で言えば、言わば線路沿いの騒音ゾーン…
同じエリアでも格安物件(事情あり)に匹敵するはず…

何故?!


と、本日は日頃からの疑問を思い切り書面に向けてみた次第です…
乱筆・長文、失礼致しました。

明日はダイビングログらしく、海況/お魚…詳しく辿っていくつもりでおりますので、
お許しください。

20:30…
既に眠さのピークに達し、しかし21時までは何故か罪悪感に駆られて眠れない
わたくしがお送りいたしました。

21:05…
では、おやすみなさい。


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執筆者
千葉 美香

タイ・タオ
PADIマスターインストラクター、マネージャー
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