世界の海からこんにちは


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タイ・タオ
2009年7月25日(土) タオ島ダイビング
2009.07.27

本日のアジアダイバーズボートは…

AM:サウスウェストピナクル / 3ROCKS(ポッタリー) 
PM: マンゴーベイ×2

まずはコース無事終了の御挨拶
AOWコース終了…おめでとうございます
コースラストは、ナイトーーーーーーーダイブ



このコース…トーチの使い方は勿論の事、強くブリーフィングすべき点は、ツアー終盤の夜光虫のキレイさと、浮上後の星空。
ボート上、コース同行ノンダイバー(元ダイバー)友達を交え、夜空ノムコウには何が見えるか討論
結果…
「こりゃ恋しちゃうでしょ?!」
と女子3人意見一致。
島マジック、南国マジック、更に星空マジックの加わるこのツアー。
達成条件に、星座の名前が言える事を、個人的に付け加えたいと思います…

なので、気になる女子のいる方。
是非、ナイトダイビングにご参加下さいませ。
御希望の方には、事前にお魚ブリーフィングに加え、星座名ブリーフィングを行いたいと思います(要予約)
万全の態勢で、スタッフ一同サポートに回らせて頂きます

そんな星空キレイな昨夜に続き、本日も朝からタオ島はお天気好調。
これまでの曇天の日々がまるでウソのような気持ちよーい朝。
1本目、外洋:サウスウェストピナクルまでの航路も順調そのもの。
まるで兄弟船…
はたまた東宝映画のエンドスクロールのような白波風景からは一変…
サンデッキにさんさんと注ぐ朝日を浴びながら、気持ちよーい時間を過ごしてきました。

1本目サウスウェストピナクル、水面は非常に穏やか…
水中は若干白い霧がかかったような感じではありましたが、魚影の濃さは相変わらず。
ゆっくりとブイラインに沿って潜降中、早速タイワンカマスの群れに朝の御挨拶…
深度を取ると、サウスの定番…千を超えるとも思われる、キンセンフエダイの群れ。
黄色ボディが鮮明に見くるにつれ、実はその中にホソヒラアジやタイワンカマスの子供が入り混じっているのがよく分かります。

魚影の濃さで言ったら、今では北のチュンポンを凌ぐ程ですが、群れるお魚が非常に穏やかな為、トルネードに巻き込まれながらも、とっても気持ちリラックス〜



お魚達の泳ぐペースも、とってもゆっくり…ですが、量が多い為に濁流の様に3種入り乱れる
箇所は見応え抜群…
巻き込まれる〜のもいいのですが、わたくしのおススメは、ちょっと離れた所からその全体風景を楽しむ!!!
メインのそそり立つピナクル、しら〜っと掛るサーモが朝靄のようで、海の中にいながら早朝の森の中に流れる川を見るような気分。
心、洗われる感じがなんとも言えません。

そんなまったり気分で迎える2本目は…
こちらもまったり砂地ポイントの3ロックス(ポッタリー)
ここ最近嵌っておりますヒメオニオコゼちゃんも見つかり、じっくり本日は観察…



この魚とカニを足したようなボディ…
そうして、ちょいブサイクめなお顔…
だけれども味わい深い表情…
そして魚なのに、歩いちゃうそのイレギュラーさ。
どこを取っても、気になる存在

と、いうわけで調べてみました。
ヒメオニオコゼ
■学名:Inimicus didactylus
■オニオコゼ科
■伊豆半島以南、南シナ海、西大西洋に分布し、5〜40mの砂泥地、岩礁域に
生息する
■目が頭部のやや後方にあることや、背びれの一部が大きく切れ込んでいる事から
他のオニオコゼ属魚類と区別できる…らしい。

です…
と、言っても何回見ても、風の谷のナウシカに出てくる蟲。
かなり初期段階(ぺジテの飛行船に付いて、船を落とした原因とされるヤツ)、蟲笛によってナウシカに森に返される…
これにしか見えないんですが、いかがでしょうか…



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執筆者
千葉 美香

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PADIマスターインストラクター、マネージャー
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