世界の海からこんにちは


現地からの最新情報
メキシコ・ラパス
8/9 ラパス・コルテス海クルーズ その1
2009.08.15


 本日よりスペシャルウィーク突入です。行ってきました!!!コルテス海クルーズ!!!
4日間でラパス近海を網羅させていただきました。
今回は日本全国津々浦々から参加していただき総勢13名のクルーズです。
いきなり未だかつてない前代未聞のトラブル??に巻き込まれましたが、無事にクリア。
兎にも角にも、順風満帆に出港していったのでありました。。。


この日潜ったポイント

<1>Suwanee Reef
<2>Fang Ming
<3>El Coralito


 1本目、チェックダイブを兼ねてスワニーリーフからスタート。すでにボートの上から水面で休んでいるアシカちゃんを確認することができ、お客様も一気にテンションがヒートアップ!!勿論、水中でもアシカちゃんにご対面。いきなり満願成就!?!?お客様のほっぺも緩みっぱなしでしたよ・・・
 アシカ以外にもポイント名に相応しく魚でぐっちゃり・・・
 【メキシカンゴートフィッシュ】(※アカヒメジのそっくりさん)や【スポットテイルグランド】が岩を覆い尽くさんばかりに群れておりました。スミマセン、マクロを紹介したくても紹介することができないくらいぐっちゃりです。その中を掻き分けて魚を探そうとすると、たまにビッグな【オニカサゴ】を発見して驚かせれますが。。。間違ってコイツに触ってしまった場合にはとても大変なことになるに違いありません。
 そんな中、【パナミックサージャントメジャー】(※オヤビッチャのそっくりさん)が紫色に変色をし、沢山の卵を産みつけておりました。この光景はこのポイントの風物詩。新生の息吹を感じることができます。これからもっと増殖を続けていきますよ!!
透明度 5〜10m、水温28〜29℃。


 2本目はファミング。約10年前に“沈んだ”のではなく“沈めた“中国籍の船になります。窓やドアを取り除いているため、船内にも入ることができます。
 まずは全体像をゆっくりと観察。砂地を泳いでいると【ジャイアントエレクトリックレイ】や【ブルズアイスティングレイ】などのコルテス海固有のエイに出会うことができました。例年だと水温が25〜27℃からを推移しているため、彼らにとって絶好の産卵シーズンの模様。しかしながら今年は水温が急上昇したためになかなか御目にかかることができませんでしたが、久しぶりに目撃することができました。
 他のポイントと比較してこのポイントでは【クダゴンベ】を容易に観察することができます。しかも体長が約10cm位あり、かなりビッグなため写真撮影にも最適!!ラッキーだと2匹同時にファインダーに収めることができますよ!!!そんなクダゴンベ探しに没頭をしていると今度【コルテスエンジェルフィッシュ】の幼魚を発見。1匹は5cmくらい、もう1匹はなんと1cm!!!おいらの小指の爪ぐらいしか大きさがなく、とってもキュート!!さすがにお客様はコイツを写真に撮ることは苦戦を強いられておりましたが。。。
 チャベロチームは巨大な【アオウミガメ】を発見らしい。本当に大きかった様子で、まるで浦島太郎が乗って来たカメと同じ個体とか訳のわからないジョークを飛ばしておりました。(笑)
透明度 10〜15m、水温28〜29℃。


 3本目は先ほどできなかったマクロメインのダイブのため、エル・コラリートを選択。
 マクロメインと言いつつも、まずは紹介させていただいたのがメキシコ・ラパス名物の“デカジョー”こと【ファインスポッティドジョーフィッシュ】。皆さんすでにご存じかも知れませんが、おいらの握りこぶしくらいある大きさのジョーフィッシュのどこがマクロやねん!!とツッコミが入りそうですが、そこは堪忍してください。しかしながら、コイツのクリクリ目玉はいつ見ても癒されますね・・・
 【オレンジスロートパイクブレニー】【ブラウンチークブレニー】や【ブルーバンディッドゴビー】などをしっかりと紹介。ここでのメインの【セイルシグナルブレニー】はご機嫌ナナメ。全員で粘りましたが、なかなか背ビレを広げてくれず残念。 そんなこんなで1日目が終了です。
透明度 10〜15m、水温 28〜29℃


報告者 けんご



記事一覧を見る→

執筆者
赤川 紫珠子

メキシコ・ラパス

メニュー
現地からの最新情報
執筆者の紹介
ダイビングツアーのご紹介
主宰者について
お問い合わせ・ご相談
・・・・・・・・



(C)CLUB AZUL