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メキシコ・ラパス
8/11 ラパス・コルテス海クルーズ その3
2009.08.19

行ってきました!!!コルテス海クルーズ!!!
4日間でラパス近海を網羅させていただきました。
今回は日本全国津々浦々から参加していただき総勢13名のクルーズです。

この日潜ったポイント

<1>Los Islotes
<2>Los Islotes
<3>Los Islotes
<4>La Tintorera

 昨日はハンマーヘッドリバーをゲットすることができ、夜な夜な宴会が続きました。本日はとことんアシカちゃんに癒されてきましたよ!!!

 1本目はアシカが気になりますが、魚を中心に紹介。
 ここでの人気者は【ブルースポッティドジョーフィッシュ】。メキシコ・ラパスでは“デカジョー”ばかり紹介されがちですが、この子の負けず劣らず大人気。可愛い水玉模様のドットがとってもキューーート!!“デカジョー”とは違って警戒心が強いため、すぐに巣穴に引っ込んでしまいます。しかし、心配ご無用!!!30秒もすればゆっくりと再び顔を出し始めるパターンが多く、また1匹を見るつけるとその周囲に団地を形成していることがあります。
 そしていつもの【サルディナ】が登場。群れというより壁でもなし・・・雲??と言えば良いのかな??前後左右、360°どころか、頭上まで覆われているので、本当に前が見えません。おいらも少しでもこの光景を泳ぎながら見とれてしまうとコースを外れることがあり慌てて修正することがあります。お客様のさすがに光景に心酔しておりましたよ・・・
透明度 15〜20m、水温 27〜30℃


2本目、3本目はアシカちゃんメインのダイビング。
待ちに待った待望のアシカちゃんとのダイビング。とはいってもロス・イスロテスでは色んな場所でアシカちゃんをみることができます。赤ちゃんアシカが泳ぎの練習を開始していることが日々お伝えしておりますが、まだまだダイバーがいる深度まで泳ぐことができません。しかしながら、昨年の子供アシカにターゲットを絞って遊んでくれそうなコロニーを捜索開始。
 今回は敢えて言わせ頂きます“親父”が・・・少しでも近づこうものならば、“親父”が巡回を繰り返しており警戒が厳しすぎる・・・(泣)残念ながらアシカちゃんとなかなか遊ぶことができません。
 しかしそんなことで諦めているようでは、ガイドが務まりません。最後に放任主義のパパアシカコロニーを発見。子供アシカが何をしようともここの“親父”は我関せず状態。みんな自由に遊んでおります。その中でもとびきりダイバーに興味津津の個体がおりました。昨年の子供にしては明らかに体長が大きいような。。。アシカちゃんにとってはお客様のカメラやカメラのストロボなどダイバーの所有物をはじめ、もちろんダイバー自身を含めて視界に入ってくるものは彼にとっては遊び道具。
 おいらがはたから観察していると、アシカちゃんと一緒に遊んでいるというよりはアシカちゃんに襲われているというほうが適していると思う。しかし、アシカちゃんは『遊んでー、遊んでー』と必死にアピール。お客様も気が付けば、いきなりコイツがすぐ側にいるのでびっくり!!!全員がこのアシカを要注意として完全にマーク!!!
 ウエットスーツに穴が開いてしまった人多数発生。。あまりにも痛くて水中で絶叫も上げてしまった人も・・・これじゃ〜全くもって甘噛みじゃありません。もちろん、おいらも襲われてしまいました。おいら自慢の新品のウエットスーツが・・・これも良い思い出かな??
透明度 15〜20m、水温 27〜30℃


 ここ数日間の間、ロス・イスロテスをはじめエスプリット・サント島近辺でクジラの目撃例が相次いでおりました。ちょうど日本からお越しの多いこの時期に併せての登場とは本当に判っていますね。。。感心、感心。
この日はおいら達がダイビング中も母船で休憩中もずっとロス・イスロテス近海で遊んでいた模様。クジラのブローがあがる度にロス・イスロテスで楽しんでいるダイバーやスノーケラー達が次から次にそのクジラを見に行っておりました。
 もちろんおいら達も見ることができました。背ビレの形状から判断すると【ニタリクジラ】だと思われます。今回の子達は一度潜降てしまうと10〜15分くらい浮上してこなかったので少し大変でしたよ。

 3本目と4本目の間には特別にエスプリット・サント島にあるファンバハのキャンプサイトに上陸。
 チャベロ主催のサボテン観賞ツアーやトローリング、ファンバハ自慢のコックさんよるメキシコ料理などなど気分転換をさせていただきました。トローリングに参加したお客様にはプリプリと太ったカツオを釣り上げておりました。もちろんそのカツオは美味しい晩御飯に献上されたことは言うまでもありません。。。


 4本目はラ・ティントレラ。今回のダイビングでは良い潮が入っていたので、【ブラックスキップジャック】(※カツオの仲間)の群れが何度も何度もダイバー達の頭上をグルグルと回ってきておりました。少なく見積もっても100匹以上はいたはず。これだけの数がダイバーの近い場所まで接近されるとさすがに度肝をぬかれます!!そんなカツオが頭上で川のように流れていても、おいら達グループの狙いは前日仕留めることができなかった【セイルシグナルブレニー】。最初、黒色個体と白色個体を発見。おいら達が見ている前で白色個体が色を黒色に変化せて、お互いに背ビレを広げては威嚇??求愛??し合っておりました。この瞬間を目撃した時はお客様一同、水中で拍手して喜んでおりました。
透明度 10〜15m、水温 28〜29℃


報告者 けんご


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執筆者
赤川 紫珠子

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