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メキシコ・ラパス
8/12 ラパス・コルテス海クルーズ その4
2009.08.19




行ってきました!!!コルテス海クルーズ!!!
4日間でラパス近海を網羅させていただきました。
今回は日本全国津々浦々から参加していただき総勢13名のクルーズです。


この日潜ったポイント

<1>La Reyna
<2>La Reyna
<3>Salvatierra Wreck

 1本目はラ・レイーナからスタート。すこぶる綺麗な水と温かい水を求めて、ラ・レイーナまでやってきました。あいにく流れがほとんどなく、お魚達ものんびり泳いでおりました。
 まずはお約束の【メキシカンバラクーダ】が登場。その日の数は200匹前後。流れがないためにどこかで群れが割れてしまっている様子。しかし、バラクーダの群れには変わりありません。久しぶりのワイド被写体にお客様も胸躍ります。
 そして【ブルーアンドゴールドスナッパー】と【バーバーフィッシュ】が登場。大人しく泳いでいるなぁぁ・・・と思いきや、そんなおいらの心を余所にやはりいつものように“イエロー軍団“の反乱がスタート。いつまでもダイバーについてきその数がどんどん増殖し続け、気が付けばこの日もあっという間に数が200〜300匹くらいまで到達。お客さまもイエロー軍団の洗礼を受けておりました。正直ゆっくりと他の魚の撮影を行うことができません。最初はお客様もこのイエロー軍団の写真を行っておりましたが、いつまで経ってもどこまでも付いてくるし、挙句の果てにはジョーフィッシュやギンポは巣穴に隠れてしまうわ、ハゼやその他の魚も一目散に逃げてしまうわ、ちょっぴりダイバー泣かせかもしれません。
透明度 20〜25m、水温 28〜29℃


 2本目も同様にラ・レイーナを潜ることに。1本目に比べて少し強めの流れが発生しており、一転激しいダイビング。【マチェテ】(※カライワシの仲間)や【ガフトップセイルポンパーノ】(※コバンアジのメキシコ版)など初めてみるお魚達にお客様も興味津津。今までどこかの海で見たことがあるようなないような。。。ログ付けの時にはこれらの魚に質問が集中しておりました。
 この流れに乗っかって【グリーンジャック】が登場!!!そして【パシフィッククレオールフィッシュ】も登場。これらのお魚達が果てしなく流れ続け、360°ダイバー周囲を取り巻きます。これぞ、この時期のラ・レイーナの真骨頂!!!
 そして安全停止中には最後にアシカちゃんにご挨拶。
透明度 20〜25m、水温 28〜29℃


 今クルーズ最後のダイブはサルバティエラ・レック。30年以上前に事故により沈んだカーフェリーですが、現在はその形をほとんど留めておりません。部分部分で船であることを認識することができますが、鉄くずと言っても過言ではありません。しかしこのような鉄くずでも人工的な漁礁としてはラパス中でも随一の魚影を誇ります。
 プロペラ付近では【グレイバーグラント】がぐっちゃり。他のポイントでは単体でいることが多い【キングエンジェルフィッシュ】もここでは10匹前後の群れを形成しております。
 そんな中【ジャイアントエレクトリックレイ】も砂の中に紛れて隠れておりました。この子も名の通り、とってもビッグ!!おいらが使用しているワープフィンよりはるかに大きかった!
今回お客様の脚光を浴びたのが、なんと【ネズミフグ】。ただのネズミフグじゃありません。この子の体長もなんとワープフィンまではいかないもののミューフィンの大きさには匹敵。みんなメタボリックフグと呼んでおりました。そんなこんなでクルーズが終了。
透明度 5〜10m、水温 28〜29℃


 マリーナに到着後、そのままショッピング&メキシカンパーティーに突入!!
 絶品タコスに舌鼓をうちながら、セルベッサでサルゥゥゥーーー!!!
そして、サプライズの演出が!?!?なんとマリアッチが登場。おいらもこんな大勢のマリアッチの演奏に初めての経験です。このマリアッチをオーダーした当の本人(※エンリケさん)も驚いておりました。お客様も知っているメキシコの音楽を演奏してくれて、お客様もテンションも一気にヒートアップ!!!メキシカンパーティーに花を添えてくれました。



今回はコルテス海クルーズに参加いただきありがとうございました。


報告者 けんご



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執筆者
赤川 紫珠子

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