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2009/7/15 ココ島クルーズ ダイビング2日目
2009.10.24



 2009年7月10日から19日まで クラブアズールではオケアノス・アグレッサー号をチャーターし、総勢21名のツアーが無事終了しました。



<1>Dirty Rock / Punta Marina
<2>Punta Maria / Dirty Rock
<3>Viking Rock / Isla Pajara
<4>Manuelita Shallow  ※サンセットダイブ


 本日からはハンマーヘッドの群れをガンガン狙ったダイビングに行わせて頂きました。ココ島ではハンマーヘッドの群れを目撃するために最善の努力を尽くしており、各ボート同士で翌日のスケジュールやポイントの情報を交換しております。原則、各ダイブサイトに入ることが入ることができるのは1チームのみ。浮上するまで時間をずらすか、全く異なったダイブサイトを潜ることになり、たとえ例外として同時に入ったとしても全く違ったコースを泳ぐことになります。

 またガイド人から耳にタコができるくらい繰り返し以下の文言を受けました。
<1>中層(ブルーウォーター)で泳ぎながらハンマー待ちは厳禁
<2>水底に這いつくばるか岩壁に寄り添うかしながら待つ
<3>群れやリバーが流れても決して追いかけない
勿論、ハンマーヘッドリバーを見るためには忠実に従います。そしてチーム全員の協力が必要です。


このように全員揃ってハンマー待ち

 1本目、ダーティーロックとプンタマリアに分かれることに。おいらのチームはダーティーロックを潜ることに。このポイントは数多くの大きな岩から形成されており、その中には水面に出ているものある。モブラやギンガメアジの群れ、中層を眺めてみるとハンマーヘッドの群れが通過することしばしば。決して最後まで気を抜くことができません。ディンギーの上で準備をし、ガイドまたはクルーの合図でエントリーをし、ガイドが降りてくるまで水底集合で待機。


次々にハンマーヘッドがやって来る!!

 驚くことなかれエントリーした瞬間、水底に到達するまでに【ハンマーヘッドシャーク】を2〜3匹を発見。その奥ではハンマーヘッドの群れがうっすらと見えている。すぐにでも行きたいが、ガイドが来るまで我慢我慢。。。ハンマーヘッドが水底から湧いてくる感じ。ダイバーまでかなりの近距離まで接近してきます。あまり動かずに待っているだけで次から次からハンマーヘッドが湧いて現れてくる!!!心行くまでハンマーヘッドを堪能することができました。


驚愕のギンガメトルネード!!!

 事前のブリーフィングではこの奥には根はなかったはずだが!?!?お客様の一人が猛ダッシュの後、他のお客様も彼に続く。。。なんとその影の正体は【ギンガメアジ】の巨大な群れでした。
ギンガメアジにしては個々の体長が大きく50cmくらいもある。数も1000匹に達するくらい水深25〜10mまでぎっしり!!!このトルネードに包まれると簡単にバディーが隠れてしまう。もちろん、おいら達のグループだけで独占!!!!あああ、なんて贅沢なんでしょうか・・・



 2本目はポイントを入れ替わってプンタマリアでダイビング。プンタマリアは、ココ島の西側に位置し、メインの根のトップが水深25m前後、あと2つ大きな根が存在する。このポイントは流れが強い時が多いため、海況が良い時しか潜ることができないが、ダーティーロック同様にクリーニングステーションが存在し、ハンマーヘッドが数多く目撃することができる。
ダーティーロックは壁際に沿ってハンマー待ち、プンタマリアは根のトップに這いつくばってハンマー待ちをすることになります。ここでもお約束通り【ハンマーヘッドシャーク】が登場。クリーンングステーションの周囲をグルングルン泳いでおり、少し深度を注意しながらも、幾度となくハンマーヘッドを見ることができました。


メタボリックシャーク???

 そしてここで特筆すべきは【ガラパゴスシャーク】。このクリーニングステーションではハンマーハンマー以外にもガラパゴスシャークが数匹で随時現れ、気持ちよさそうにクリーニングをされておりました。お客様の間ではちょっと小太りな具合が強暴?それとも愛らしい?表現で『メタボリック・シャーク』と呼び合っておりました。このポイントではこれらのサメ以外にも【ネムリブカ】や【シルキーシャーク】などが多数確認することができました。その他、ロウニンアジに匹敵するくらい大きな【カスミアジ】、【マダラトビエイ】、【モブラ】など。


前がハンマーヘッド、後がガラパゴスシャーク。やはり太り気味?

 3本目もViking RockとIsla Pajaraに分かれてダイビング。ココ島に来て初めてののんびりダイビング。のんびりと言ってもハンマーヘッドシャークは登場するのですが。。。大小問わず東部太平洋の固有種を散策。お客様がココ島で見ることができる魚でブサイク可愛い代表格??【レッドリップドバットフィッシュ】を発見。お客様だけの内緒にしていたのですが、ボートに戻ってからガイドに報告をすると、ガイドも見たかったらしく残念がっておりました。



 4本目は通常はナイトダイブになりますが、この日は特別にサンセットで潜ることに。まずは大きな【カエルアンコウ】が発見!!!そしてしばらくするとさらに大きな個体を発見。そしてまたまた三度別の個体、少し小さめのサイズを発見することに。。。しかも今回はなんと体を揺らしながら泳いではありませんか!?!?貴重な光景を目の当たりにすることができました。砂地では【ブルースポットジョーフィッシュ】が簡単に見つけることができました。



 そんなこんなでこの日のダイブが終了です。水面から眺める水平線に落ちる夕日が綺麗でしたよ!!






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