世界の海からこんにちは


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メキシコ・ラパス
正体判明!!
2010.11.19

ここ最近は海況が非常に安定しております。
波もなく、風も心地よく、凪凪状態の海が展開されております。
水中は少し寒いかな〜と思っていると、水温が1℃だけですが下がっておりました。

先日このブログで紹介させていただきました沈船”サルバティエラ”
現在この沈船で大量にアジが生息しているのですが、以前は形・大きさからギンガメアジのそっくりさんとして【ホースアイジャック】と紹介しておりました。

この日久しぶりにこのダイブサイトを潜ってみてビックリ!!
前回が女性の手の平サイズだった大きさが、今回は明らかに男性の手の平サイズまで成長。
その成長過程において明らかに尻ビレが発達してきた〜
そして1匹だけ成魚が混ざっているので判明することができました。



この登場したのは【ギンガメアジ】と【ロウニンアジ】を足して2で割ったような魚。正式名称はパシフィック・クレヴァル・ジャック(英名:Pacific Crevalle Jack,学名: Caranx Caninus)になります。尻ビレが異常に発達しており、体の前半分と後半分がアンバランスなのが特徴ですが、普段はロウニンアジのそっくりさんとして紹介をおりました。大きくなると50cmぐらいまでに達することもあります。

成魚は「ラ・レイーナ」のみならず、「ロス・イスロテス」や「スワニーリーフ」でも良く目撃されていましたよ〜

しかしながら幼魚や若魚になると正直、今まで観察したことがなかった・・
この幼魚も成魚に負けず劣らず、必死に稚魚の捕食を繰り返しておりますよ〜







写真はお客様からお借りしました。(Gracias Mr.Furuyama)


水温:25〜26℃
気温:20〜28℃
透明度:10〜15m
ウエットスーツ:3mmまたは5mm


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執筆者
赤川 紫珠子

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