世界の海からこんにちは


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タイ・プーケット
1/24 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号
2011.02.05



この日潜ったポイント

<1>Boulder City
<2>Shark Fin Reef
<3>Anita’s Reef   No.5,6
<4>New Deep Six   No.7


昨日に引き続き大潮の洗礼を受けてしまいました。
時間帯、ポイントによっては止まりたくても止まれない!?!?
おいらも魚をゆっくりと紹介したい、お客様もじっくりと写真を撮影したいのに・・・

この日はボルダーシティーからスタート。
巨大な岩群を上手に使いながらのダイビング。
今シーズンはこのダイブサイトは常に透明度が安定しており、常時20m以上は見渡すことが出来ます。
潮当たりが良い場所ではタカサゴの稚魚がまるでカーテンのように群れており、時折【イケガツオ】【ニジョウサバ】そして【イソマグロ】などが盛んに捕食のアタックを繰り返しておりました。
そして人気者の【ウミテング】を紹介。朝が早かったためでしょうか、何回もあくびをしておりました。その姿が本当に微笑ましかった〜

2本目はシャークフィンリーフ。
エントリーするなり【カンムリブダイ】がいたため、友人のタイ人ガイドがおいら達チームに伝達しようと一生懸命にタンクを叩いてくれたのも関わらず、おいら達は全く見当違いの方角を泳いで行ってしまったらしい・・・ボートに戻ってから聞かされました。モーレツにショックです。(泣)
この日は流れに身を任せ、一方通行のドリフトダイブ。
【アンダマンダムゼル】【マダガスカルバラフライフィッシュ】などなどシミラン諸島でもこのダイブサイトにおいて良く観察できる生物を紹介。
お客様的に一番ヒットだったのが【フウライチョウチョウウオ】の太平洋バージョンとインド洋バージョン。
事前にボート上で魚図鑑を使って2種類を確認できることをお伝えしておりましたが、全くイメージが湧かなかった。。。そして実際にダイビングに行き、別々に紹介〜。?マークが3つ位取れました。そいて運良く、この別々の2種類の個体が並んでくれたくれた時に?マークが全て撤廃することができました。

3本目はアニータズリーフ。
前回はサンセットでダイビングをしましたが、今回は太陽が高い時間帯に入ることができました。
透明度はすこぶる最高!!!太陽の光が差し込み、ソフトコーラルを彩る〜♪
お客様曰く、この日のベストダイブサイトでした!!
おいら自身も本当に浮いているだけで幸せな気持ちになることができました。
流れが少し強く、じっくりと魚を見ることができなかったのが残念。
久しぶりに【シモフリタナバタウオ】を発見することができました。

この日最終ダイブの4本目はニューディープシックス。
あまりディープには行かずに浅場でじっくりマクロ観察。
残念なことに昨年の5〜6月に発生したエルニーニョ現象による水温上昇ためにハードコーラルに白化現象が見受けらます。しかし、その被害を免れた貴重なサンゴ達には【インディアンダッシュラス】が群れおります。そして【テングカワハギ】もまだまだ沢山見ることができます。
6年前の津波の被害も乗り切ってきたシミラン諸島の生き物たち。きっといつの日が復活してくれるに違いありません。



今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To Yuko MS.)

水温 28〜29℃
気温 30〜33℃
透明度 15〜20m

報告者 けんご


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執筆者
八杉 明信

タイ・プーケット
PADI インストラクター/店長
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