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メキシコ・ラパス
7/21 Salvatierra Wreck
2011.07.25



今日はラパス本土とエスプリットサント島の海峡にあるサルバティエラに行ってきました。
このダイブサイトは約30年程前に沈んだ沈船になります。
もともとはメキシコ本土とラパスを結んでいたフェリーのため全長はかなり大きめ。
年数がかなり経過しているので腐食が進んでおり、プロペラやマスト、または積載していたトラックのタイヤなど部分的に沈船と確認することができます。
しかしながら人工的な漁礁としては天下一品!!!
沢山の魚が生息しております。
ただでさえメキシコ・ラパスの魚は他の地域と比較して体長が大きいと言われておりますが、この沈船に生息している魚はそのメキシコ・ラパスの中でさえ大きさが際立っております。

船尾のプロペラ付近では沢山の数の【グレイバーグラント】や【イエロードッグスナッパー】が群れておりました。
その中に数個体だけラパスでは非常に珍しい【パナミックポークフィッシュ】が紛れております。
この体の模様はとても特徴があります!!!
よく目を凝らして見てみると、1匹だけ違う個体が混ざっております。
奇麗なレモン色に白い線が数本入っており、名前同様にすごくインパクトがあります。

そして忘れてはいけないのが【クダゴンベ】です。
メキシコ・ラパスにおいて日本語名を持っているという意味で珍しい魚。
しかしながら沈船を潜れば、比較的簡単に見つけることができます。
そしてコイツも体の大きさがデカイ!!!しかもカメラを構えてもなかなか逃げない!!
お客様は楽チンに近づいて写真を撮影することができました。

その他、とんでもない大きさのハリセンボンやウツボ、そしてオコゼの仲間など枚挙に暇がありません。
あっと言う間にダイブタイムが経過してしまいました・・・


気温:33〜35℃
水温:27〜28℃ (※20m以深にはサーモクラインがあり23〜24℃)
透明度:3〜5m


報告者 けんご


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執筆者
赤川 紫珠子

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