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メキシコ・ラパス
2012年/第1回 ラパスクルーズ報告 NO.1
2012.08.31

8/18〜8/23の期間、”アドベンチャー号”をチャーターしたコルテス海を縦横無尽に走り回り、ラパス近海をダイビングしながら周回してきました。

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今シーズン初のラパスクルーズの出港です。
8月中旬から天候が急に崩れ、ラパスにして雲が多く、珍しく雨が降る日もありました。しかし、徐々に天候も回復してくれ、クルーズはスケジュール通り催行することができました。

1日目、まずはチェックダイブで”スワニーリーフ”からスタート。
ブリーフィングの時からクルーズ上からアシカを確認することができ、お客様は今すぐにでも水の中に入りたい状態!?
透明度は良くありませんでしたが、流れもほとんどなく、水底が砂地ということもありチェックダイブには問題なし。
潜降すると根を覆い尽くしている【スポットテイルグラント】がお出迎え!!

お客様の関心は【ハリセンボン】の群れ!!
20〜30匹の集団を形成しており、初めて見る異様な光景に興味津々でしたよ!!

2、3本目は続けて、”ラ・レイーナ”でダイビング。
しばらくして前方の沖合に大きな黒い影を発見。無論、こんな場所に離れ根などある訳ありません。犯人は【メアジ壁】!!
日を追って益々増殖を続けております。油断をすると本当に自分のバディを見失ってしまいそう??実際に見失ったという噂も・・(汗)
時折、【ブラックスキップジャック】(※カツオの群れ)や【パシフィッククレバールジャック】(※メキシコ版ロウニンアジ)のハンター軍団も登場してくれました。
そして最後にアシカちゃんと初めてご対面です!!

2日目はハンマーヘッド狙いで”エル・バホ”へ。
ラパスでは珍しく天気は曇り、風も少しありました。流れは普段より若干強め。少し泳ぐのには一苦労しました。アンカーロープに掴まりながら潜降開始。その水面付近で約1mぐらいの大きさの【マンタ】が登場し、まずは『おはよう』のご挨拶。この日はあまり泳がずに根を付近を捜索。頭上を何度もカツオの大群が川のように流れておりました。まるえトルネードのようにおいら達ダイバーを取り巻きます。残念ながら、ハンマーヘッドを見ることができずに諦めかけておりましたが、安全停止に移行する前に目の前を大きなハンマーヘッド1匹が通過。見ることができた人と見ることができなかった人おり、ちなみに私は見ておりません。(泣)

この日はあまり海況がよくなかったので、午前中で”エル・バホ”を切り上げ、サンフランシスキート島に移動することに。この移動中が素晴らしく、ボート上からなんと大きな【ナガスクジラ】を発見。10mを遥かに越える個体が合計で3個体。体を回転しながら泳いでいたので、腹部の白色がはっきりと確認することができました。勿論、お客様は大興奮でしたよ〜♪

この日の午後は”サンフランシスキート島”でアシカ三昧のダイビング。普段、ダイバーやスノーケラーと接する機会が少ないのでアシカちゃん達もこちらに興味津々。お客様も興奮する気持ちを抑えながらのダイビング。でもやっぱし、巨大なパパアシカにはびっくり仰天です!!!

この日の夕食はBBQ!!!
アドベンチャー号のシェフが自慢料理に腕を振るってくれました。
そして、この日の夕日は格別でした。本当に辺り一面が真っ赤に焼けておりました。

毎晩、ビールまたはワインを片手に大きな液晶テレビを使ってのその日撮影した映像の上映会!!!毎日の感動がすぐさま蘇りますよ〜♪


お客様のログより・・・
『アシカ的生活ノススメ』

1.とりあえず、寝る
2.沢山ご飯を食べる
3.暑いから泳ぐ
4.たまに人間の相手をする
5.疲れたら、また寝る

これをクルーズ上の生活に置き換えても成立するかも???(笑)



















Muchas gracias TAKEDA SAN & KITSUKAWA SAN!

天気:晴れ または 曇り
水温:26〜27℃
気温:25〜37℃ (※朝晩は風が吹き、過ごしやすい。)
透明度:15〜25m




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執筆者
赤川 紫珠子

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