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コスタリカ・ココ島
2013.6/15〜6/25 ココ島 オケアノス・アグレッサー
2013.08.25

水温:25〜26℃
透明度:25〜30m
ウエットスーツ:3mmまたは5mm

 今週のトリップはココ島まで穏やかでした。
 今週のトリップはマヌエリータからスタート。マヌエリータ・ガーデンは透明度もよく、流れもほとんどなし。この日のハイライトはガラパゴスシャークやハンマーヘッド、そして沢山の種類のカラフルそして様々な大きさの魚たち。この日の3本目はマヌエリータの深場。最初、岩の周囲を泳ぎ続けて浅場へ移動。そしてタイガーシャークが登場。タイガーシャークが速かったために一瞬しか見ることができませんでしたが、少し不満ですが確かにここにはまだタイガーシャークが居ることが分かりました。

 2日目はもっと魅力的なダイブサイトであるダーティーロックとプンタ・マリアでダイビング。ダーティーロックで到着するや否や流れがとても強いことがわかりました。しかし、誰もパンガーに戻ることは考えずにダイビングを続けました。潜降をしている時は流れがいつもとは違う方角から来ていることを感じました。水深25m付近まで到達した時に泳ぎ始めましたが、(ほんの1分間くらい)なんと大きなジンベエザメが登場!もちろん、魚たちは流れに逆らって泳いでいますが、私達はジンベエザメと一緒に泳ぐことができません。私達はただ岩につかまり、流れの中ジンベエザメが泳ぎ去っていくことを眺めているだけでした。ジンベエザメが大きな尾ビレを動かしながら、流れに逆らって泳いでいる姿は素晴らしかった。

 次のダイビングはプンタ・マリアでしたが、流れはそれほど強くはなかった。そして潜降ロープを使って潜降するので簡単。(ここでいつもスタイルで潜降)
すぐに下まで行くことができ、ガラパゴスシャークのカップルがクリーニングされており、ハンマーヘッドも数匹追随をしていました。ダイビングが容易だったので、私達は少し泳ぐことを決心しました。大きな根の周囲を生物など観察しながらゆっくりと泳ぎましたが、この根の魚の種類の多さやサイズには驚かされます。ほとんど潜水予定時間が迫って来たので、浮上の準備をしようとしていましたが、予期せぬことは突然起こります。以前私は見たことがありますが、ネムリブカが何かおかしな行動をしていました。決して普段よく見かけることはありません。いつも羨望の眼差しでながめております。なんとネムリブカが交配行動をしていました。私の考えではすでに交配行動が終了し、疲れていたのかもしれません。彼らは休憩をしていましたが、再び当然交配行動が始まりました。この交配行動はほんの数分の出来事でしたが私達は観察することができ、本当にラッキーでした。

 翌日はアルシヨーネでダイビング。水面は少し荒れていましたが、水中に入れば全く問題なし。ハンマーヘッドはそこらじゅうに!!大きな大群ではありませんでしたが、小さなグループが絶え間なく私達の方へやって来ていました。2本目も再び同じダイブサイトで潜ることとなり、アルシヨーネに戻りました。パンガーに乗って移動は大変でしたが、再び水の中に入ればコンディションも良く、お客様が見たいと期待していたハンマーヘッドの大群を見ることができました。

 ここ数日私が経験したことはここ数年間では見たことがありません。流れがとても強いためにダイブサイトを変更することがありました。時には安全にダイビングを実施するために潜降ロープやブイを設置しました。水面も風が強い時があり、ダイビングが制限される時もありました。あるダイブサイトではレッドリップドバットフィッシュのリクエスがあり、私達は一生懸命、時間が許す限り見つかるまで探し続けました。そしてお客様は熱心に写真を撮り続けていました。

 今週はウヨラ島の浅い場所でマヌエリータ島と同様にオレンジ色のオオモンカエルアンコウを見つけました。

 別の日マヌエリータの浅場でダイビングをしていましたが、ハンマーヘッドが数匹いたので私はそのハンマーヘッドの撮影をしていましたが、大きなガラパゴスシャークが登場し、そして急接近。とても近過ぎたかもしれないが、それともフレンドリーなのかダイバー達の間を泳ぎ去って行きました。
 ダーティーロックではハンマーヘッドの大群を目撃することができ、単純に大興奮でした。ハンマーヘッドは100匹以上いたに違いありません。メインの根に戻って来たとき、本当にフレンドリーなマダラトビエイのカップルに出会いました。何か食べ物を探しているようでしたが、ダイバーのことを警戒せずに私達の方へやって来ました。そして安全停止中にはカメがやって来て、みんなに別れの挨拶をしているようでした。

 コスタリカ本土までの航海は少し波があり船が揺れましたが、コスタリカ本土に近づくにつれて海況が回復していきました。









Thanks to all of our guests
Cap. Beto



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執筆者
オンディッツ・カルパルソロ

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