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コスタリカ・ココ島
2013.10/19〜10/29 ココ島 オケアノス・アグレッサー
2014.01.06

Okeanos Aggressor Captain's Report October 19-29, 2013

水温:25〜26℃
透明度:20〜25m
ウエットスーツ:3mmまたは5mm


今週のトリップも通常より少し早くにコスタリカ本土を出港。最初はほとんど問題ありませんでしたが、遥か遠くにストームが発生していた影響によりココ島に近づくにつれて波が大きくなり、クルーズのデッキ内にも水が入ってきました。
少し辛かった移動もダイビングが始まればすぐに忘れることができ、ココ島の素晴らしい大自然が癒してくれます。

初日のダイビングではアオウミガメがナマコを食べていた。私たちはなんとも奇妙な光景に目撃しました。初日にもかからずハンマーヘッドの群れ、タイガーシャークさえも登場してくれましたが、追いかけるのは少し困難でした。私たちはアオウミガメがナマコを最後まで食べるのを見届けました。

今回のトリップではココ島の周辺のほとんどのダイブサイトでダイビングをしました。アルシヨーネはハンマーヘッドが一番すごかった!!プンタ・マリアも同様にハンマーヘッドやエイ、ガラパゴスシャークなど沢山見ることができました。バイキングロックではマンタと一緒にダイビング。ほとんどのダイバーはもう一度マンタと一緒に泳ぐことを熱望しました。

あるお客様は他の人よりも深く行くことによって大物が見ることができると信じている。同じダイブサイトでダイビングをする場合、私たちは約30分ほどの時間差で2つのグループが別々にダイビングをします。もう一つの誤解は先にエントリーしたグループが良いものを見るということです。しかしココ島ではすべてが正しくはありません。例えばアルシヨーネで2日間ダイビングをしましたが第2グループはイルカを見ることができましたが、第1グループはそれを見ることができませんでした。

2日目はなんと7mぐらいのジンベエザメが登場。私たちはジンベエザメと一緒に泳ぎ、そして写真を撮影することができました。
ハンマーヘッドもいたるところにいましたし、近距離で見ることができました。アルシヨーネとダーティーロックではギンガメアジの群れが捕食をしていました。残念なことにすこし恥ずかしいのでしょうかなかなかダイバーが近くによることができません。本当に信じることができないくらいの数の魚が存在します!

今回は水中だけではありません。ディンギーボートのキャプテンが教えてくれたのですが、私たちがダイビング最中に大きなタイガーシャークが水面付近にやってきてなんと水面で休息をしている一羽の海鳥を捕食したらしい!!!再び水中に戻ってみると大きさ4〜5m前後のタイガーシャークがいました。一体、このサメは食事のためにどのようなことをしているのでしょうか?

ココ島でのナイトロクスダイブではネムリブカの捕食シーンを見ることができます。昼間はリーフの付近で群れている魚達も夜になればそれらを見つけることは非常に困難です。彼らは岩の間や隙間に身を潜めないとサメの餌食になってしまします。今回はなんとネムリブカ以外にもガラパゴスシャークが登場。ガラパゴスは4m前後でしたが普段より巨大に感じます。私たちの不安をよそにガラパゴスシャークは円を描きながら泳ぎ始めました。まだ10名のダイバーが水中に残っている・・・3周回した後に獲物を探しているネムリブカの群れに急接近、そして次の瞬間に大きな体を鞭打ったと思えば、なんと1mぐらいのネムリブカをアタック!!!ガラパゴスシャークの口の中いるネムリブカは動きがなくなりました。本当に信じることができない光景です。

水中に血が漂っている間はガラパゴスシャークがまた再び捕食のためにやってくるかもしれません。 このパワフルなガラパゴスシャークは捕食後も2〜3分の間、私たちダイバーの付近を泳いでいました。私はじっくりと落ち着いて様々なことを考えました。再び戻ってくるのでは?ガラパゴスシャークはどこ?もしかしたら私たちの後ろにいるのでは?

ゆっくりと私の周囲360度を見渡し、とにかく私の頭の中を駆け巡る色んな考えを整理しました。そして私は浮上することを決心しました。もうこれ以上のリスクは決して冒したくはありません。興奮し、信じることがでませんが、この一夜限りで十分です。。。

そして、また別の日のナイトダイブ。私のお気に入りのマヌエリータの浅場で行いましたが、再びガラパゴスシャークが登場し獲物を物色中。ガラパゴスシャークは突然現れてくるので、私たちは常に周囲に気を配る必要がありました。

コスタリカ本土までの移動は天候にも恵まれ快適に港まで戻ることができました。









Stay tuned for more
Capt. Beto


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執筆者
オンディッツ・カルパルソロ

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