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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Socorro Islands -DEC 26, 2013 DEPARTURE- その1
2014.01.17

大晦日、新年をまたくソコロクルーズに行って参りました。
ダイビング初日は、サンベネディクト島で潜ってきました。
最初のチェックダイブはダイブサイト、ラス・クエビタス(The Little Caves)に。
エントリーして間もなく3頭のイルカがダイバーをお出迎えしてくれました。
このポイントは、ゴロタ地形で、そのオーバーハング、横穴にたむろするホワイトチップ(ネムリブカ)の群れが期待できます。
常に移動中もホワイトチップに遭遇する事は少なくないのですが、
穴下で出逢うホワイトチップは、ボディも大きく、限られた空間で間近で見ると迫力も一層増します。
横穴から抜けるとまもなく大小のウミガメにも遭えました。
そして、岩場の窪み、溝、穴下、いたるところに大きなロブスターがいるのもラス・クエビタスならでは。1本目から、思わずお腹が空いてしまいそうなダイビング内容でした。

2本目からはポイントをキャニオン(The Canyon)に移動してのダイビング。
海下にクレーター地形が広がり、その棚上にある複数の根は、
マンタのクリーニングステーションにもなっており、時にはハンマーも期待できるポイントです。
私のグループは、浅瀬でのエントリー後すぐに、ドロップオフ側にハンマー3個体を目撃しました。 そしてクリーニングステーションとなっている根周りでは、大きなマンタ達による優雅なダンスをまざまざと見せてもらいました。
それでも、ダイブタイムは半分以上残っています。
そこで後半は、調査用ブイのある別の根に移動して、ハンマー探し。
ハンマーの単体が、何度か根の近くまで寄ってきてくれましたが、この海域のハンマーはとてもシャイで、遭遇後追ってしまったり、ダイバーの泡が広がってるのに気付くと、すぐに引き返してしまい、全員が見る事なかなか難しいものです。
また別グループでは、深場にジンベエザメも見ることが出来たそうですよ(羨ましいっ!)

水温25度〜26度
透明度12m〜25m
※同時期のラパスに比べると、朝の冷え込みはまだ優しいですが、
日焼け対策、肌寒く感じた時用に一枚羽織れる物は、必ずご持参下さい。
また、水温は温かいものの、エキジット後、ボートに帰還後に風によって肌寒く感じる時がございます。 ボートコート、撥水性の高いウインドストッパー、ブルゾンもご持参されますと重宝するものと存じます。


ダイビング2日目は、海軍によるチェックポイントのあるソコロ島に移動してのダイビングとなりました。
カボ・ピアース(Cabo Pearce)では、前日以上にマンタ、マンタ、マンタと何枚ものマンタと一緒に、まるでコミュニケーションを取り合ってるかのように泳ぐことが出来ました。 その後ゆっくりと砂地の吹き溜まりのあるエリアに移動していくと、なんと今度はイルカの群れ。まるでスーパーモデルかのように、回転したり、横並びでポーズを決めたりと、ダイブタイムいっぱいいっぱいまで、感動溢れるダイビングとなりました。
チェックポイントの後は、プンタ・トスカ(Punta Tosca)に移動してダイビング。こちらのポイントも、ハンマー、イルカも期待できるポイントでしたが、今回は残念出逢えませんでしたものの、
人が一人が入れるかどうかくらいの空間の1つの岩溝に9匹ものロブスターが処狭しと暮らしていました。
また、1グループのうち先頭の2名は、タイガーシャーク(イタチザメ)と思われる大きな単体を目撃することが出来たそうです(すぐにドロップオフ下の深場に逃げてしまったそうです)

水温26度
透明度25m〜40m




















※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! 

報告者 ロレンソ、チャベロ、ペドロ、ルイ


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執筆者
赤川 紫珠子

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