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コスタリカ・ココ島
2014.7/26〜2014.8/5 ココ島 オケアノス・アグレッサー
2014.08.19

Okeanos Aggressor Captain's Report 26 July - 5 August, 2014

今週のトリップはとても特別なものになりました。ココ島までの横断は少し波がありました。初日にチェックダイブの話をするのですが、先に2本目のダイビングの話をする必要があります。

水温:26〜27℃
透明度:20〜25m
ウエットスーツ:3mmまたは5mm

お客様のエントリーの手助けをするために通常いつも私はいつも最後にエントリーをします。私がエントリーをするとすでにお客様が私を待っていました。水深25mぐらいまで潜降するとお客様の周囲を見渡しました。お客様の安全が確認できたので、行き先をハンドシグナルで指示しようとすると大きなサメの頭が視界に入って来ました。なんと大きなタイガーシャークが私達の存在を全く気にすることなく泳ぎ去って行きました。私は音を発生させてお客様の注意を引きましたが、また別の場所で大きなタンクを叩く音が聞こえました。私は周囲を見渡し、もう一人別のダイブマスターの位置を確認しました。するとウォーレンが私達の近くの中層を一所懸命泳いでいました。最初はどうして彼がそんなに興奮しているのか分からなかった。私もブルーウォーターに目をやると大きな影を確認。その正体がギンガメアジの大群であることを認識しました。しかし、どうしてそこまで騒いでいるの?もう一度注意深く確認してみると別の大きな影を発見。7m前後のジンベエザメがギンガメアジの群れの中から登場!あなたは信じることができますか?なんとタイガーシャークが再び出現!さらに大きな音を立ててお客様全員集合。ハンマーヘッドもやって来るし、2匹のガラパゴスシャークも登場。ジンベエザメも再び戻って来て私達に急接近、タイガーシャークも非常に近い。そして最終的にはジンベエザメとタイガーシャークが同じ進路に向いたので2匹同時に写真のフレームにおさめることができました.

翌日以降も同様にもっと素晴らしかった。今週のトリップではほぼ毎日ジンベエザメが登場。スモール・ドス・アミーゴでは50分以上もジンベエザメと一緒に泳ぐことができました。2日後のダーティーロックではこの同じジンベエザメ(お腹の模様が同じだった)が40分程登場してくれました。水底から冷たい流れが入って来ていた影響によりこのような素晴らしいダイビングにつながったのかもしれません。ダイビングを終了してディンギーボートに戻ったとき、ディンギーキャプテンのハビエルがジンベエザメがすぐそこにいると叫びました。7m前後のジンベエザメが水面付近を泳いでいたので、無論説明の必要なありませんね。。。私達は再び水の中に飛び込みました。

ホースアイジャック(※ギンガメアジの仲間)が交尾を繰り返していましたが、その数が本当に大量で英語ではなんと表現したら良いのかわかりません。

ダーティーロックではアジの群れに向かってイルカ達が捕食を繰り返し、イルカ達が私達に近づいてくることもありました。また別の日のアルシヨーネではエントリーをすると大きなジャイアントマンタが登場。

ダイビング、お客様、天候、すべてが融合してとても素晴らしい今週のトリップになりました。お客様は素敵な思い出ともにそれぞれの国に戻ったことでしょう。

Thanks to all of our guests for a great week of diving.
Capt. Beto









(Photos by Alberto Muoz)


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執筆者
オンディッツ・カルパルソロ

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