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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Socorro Islands -FEB 14, 2015 DEPARTURE その4
2015.03.11



19/FEB ダイビング4日目

他のクルーズ船が先に到着していた為、ダイブスケジュールの変更を余儀無くされました。 遅い時間だと海色が暗くなり、ハンマー探しも成功率が落ちてしまいます。 そこで、日が昇るとともにザトウクジラが計4頭、ロカ・パルティーダ界隈に居ることが確認できていた事もあって、本日の4本目はホエールォッチングに予定を切り替えました。 朝から予定を変更しておけば、皆さん慌てることなく、予め、フィン・マスク&シュノーケル・ウェットスーツ・カメラ等の準備が出来ますもんね。 さあ、果たしてこの判断、吉と出るか?

本日は、チームSHARK担当させていただきます。

1本目:ロカ・パルティーダ
水温25度 透明度40m
透明度抜けてる感じで、気持ちよいですネ! バルコニーには、所狭しとホワイトチップが10匹以上寝そべっています。 南が魚影良い感じで、すでに大きなガラパゴスシャークが姿を現しています。 南東が雰囲気良かったのですが、ダイバーさんが流れに逆らって泳ぐのを嫌がったので、勿体無いですが、諦めて潮陰の西壁に回り込みます。 その中でも一番魚影があるところで待機。 沖にカツオの群れが見えたので、ちょっと動き始めると5匹のハンマーの小編成がもう真下までやってきてくれました。 一度岩壁に戻ってタイミング待ちしてると、同じ小編成が、捕食モードで、クレオールフィッシュとカワハギにアタックを開始。 ダイバーもクレオールフィッシュの中にいるので、迫力あり過ぎて怖かったです!!! その後もイルカの鳴き声、クジラの鳴き声が聞こえてきたので、流れに逆らわないようにしつつ、南壁の沖方向に進むと、ハンマー60匹くらいの群れに当たりました!!! 別グループもハンマー、イルカ他、ジンベエザメも目撃できて万々歳!!! 
That’s Roca Partida!!!


video by our guest Cat


video by our guest Caong Jing


video by our guest Chabelo



2本目:ロカ・パルティーダ
水温24度 透明度35m
ENしてみると、北壁の方が魚が賑わってる感じです。 ギンガメも集まってるしで、まずは北壁で待機をしてみることにしました。 すると、ガラパゴスシャークが超近距離に。 大きな体のダスキーシャークも寄ってきます。 少しサメの動きが鈍ってきたので、流れに乗りながら南壁の方に回り込みました。 相変わらずな南西エリアは魚影が薄いのですが、それでも一本目にはハンマーが見れてる訳ですし、潮の当たらない、一休みポイントになるので、こちらで頃合い待ち。 沖に小さいカツオの群れが見えたので、やはりドリフト開始してみると、60匹のハンマー。 1本目と同じ群れでしょうね、ただ今回は、「群れに寄れた」以上に、「群れの中に入った!」 ヤリマシター! 最後はザトウクジラを意識して岩壁に戻らず、流しっぱ。 セーフティーブイあげる直前に、白い胸ビレを発見できたのですが、振り返ってダイバーさんを誘導してるうちに、あっという間に見失ってしまいました。。。 ぐう惜しい。


video by our guest Xiaojie


video by Chabelo



3本目:ロカ・パルティーダ
水温24度 透明度30m
岩壁周り、魚影がなーい!!!  なんとかガラパゴスシャーク12匹の群れを北壁30mで見れましたが、それまではガラパゴス単体、シルキーシャーク単体止まり。 最後にクジラ含めて、もう一度西南西エリアにドリフトすると、どうにか1本目、2本目と同じ群れを見つけることが出来ました。 でも今回はハンマーも30m&以深。 深追いはせずに安全停止に向かいました。 安全第一!


video by our guest Xiaojie


video by Chabelo



4本目は、ディンギー2台にてホエールウォッチングに変更。 雄が雌に求愛中の行動だそうで、シュノーケルまではなかなか難しかったのですが、なんとか、たった5秒ほどでしたが、ホエールスイム成功したそうです!(タンクチャージ番より) もちろんディンギーからテイルアップ他、ザトウクジラは何度も近距離でカメラ撮影。 こちらも十分楽しんでからバレンティーナに帰還してきました。


video by our guest Xiaojie



20/FEB ダイビング5日目

昨日は、先着ボートのスケジュールに私達が合わせて時間をずらしてダイビングをしたのですが、本日は向こうさんが合わせてくれるとの事。 先着ルールに基づくと本日も私達が合わせなければならないところですが、気持ちの良い提案をしていただきました。 譲り合いの気持ちとか、尊重の気持ちって伝わるものですね。 せっかくのご厚意、見事に応えてダイバーさんにロカの海を満喫してもらいましょう!

本日は、チームDOLPHIN担当させていただきます。

1本目:ロカ・パルティーダ
水温25度 透明度20m
朝一番とあって、まだ海色は明けてくる手前の印象です。 少しづつシルキーシャーク、ガラパゴスシャーク、シルバーチップシャークが上がってきます。 南壁エリアが流れ強そうだったので、北壁から回り込むことにしました。 まずは北壁沖でハンマー1匹。 北西壁に回り込んでからハンマー4匹の小編隊。 徐々にクジラの鳴き声が強まってきたので、岩壁に戻らずドリフトのままクジラ探し。 体全体に鳴き声が伝わってきます。 道中イルカの鳴き声が混ざり、クジラの鳴き声が聞き取りづらくなりましたが、イルカも7頭遊びに来てくれました。ただ、ダイバーさんの頭の中はクジラでいっぱいの様子で、せっかくのイルカなのに、ダイバーさんの反応が薄いという(笑) 最後の最後、ディンギーに上がるところで、ザトウクジラの母娘に超接近成功しましたっ!!!!!! 


video by our guest Guo


video by our guest Cat


video by Chabelo


video by our guest Chabelo



2本目:ロカ・パルティーダ
水温25度 透明度25m
今回も北壁でENさせてもらいました。 シルキー、ガラパゴスを見ながら西壁に回り込みます。 頃合いをみてドリフトすると、ハンマー35匹の群れ。 今回も近距離(真横&真下)まで群れに寄れました。 その後1匹は岩壁にへばりつくようにたたずんでいます。 いつもこんなだと写真撮影も有難いんだけどなぁ。 そして南壁からザトウ狙いにドリフトを開始すると、やはりハンマー1匹が捕食モード。 しかも狙ってるカワハギが僕らの方に逃げてくるので、ハンマーの殺気が伝 ってきます!  最後は安全停止しながらもクジラの声が聞こえる方へ泳ぎつづけます。  デデーン!!!  今回は母娘クジラ&誘導役の祖母ちゃま?のザトウクジラ3頭でした!!!!! (証拠写真無しっ!)


video by our guest Xiaojie


video by our guest Cao Jing



3本目:ロカ・パルティーダ
水温25度 透明度25m
流れが強まってる様子でしたので、EN前に、潜り方を相談。 流れに捕まった場合は、逆らわずに、ブルーウォーターのままザトウクジラに期待する戦略に切り替えることにしました。 ENすると案の定、流れてます。 北壁エリアで、シルキー、ガラパゴス、ハンマーを見ましたが、岩壁に戻るには、流れに逆らって泳がなければなりません。 そこで進路を変更し、クジラの鳴き声のする西に取ることにしました。 流れに乗りながら、どんどん鳴き声は大きく響いてきます。 物体の影が見えたと思ったら、モブラだったり紛らわしい限りです(笑) 声の大きさ、響き方からは、もう真下に居るんじゃないかってところまで、距離を詰めた自信があるのですが、肝心の姿を確認することができないまま、EXとなりました。 結果、敗退だったのですが、僕も含めてダイバー全員、いつクジラが登場するか、ドキドキで一杯のダイビングになりました。 偶然でなく、距離をどんどん詰めていってるのが、分かるこの感覚は、当事者でないと説明が難しいかもしれませんネ!


video by our guest Cat


video by Chabelo



4本目:ロカ・パルティーダ
水温25度 透明度15.3m
今回、私は陸番をさせてもらい、チャベロ先生と交代。 北壁から南壁へ向かい、ハンマーの群れ、キハダマグロを見てから、流れに乗って岩壁から離れてのクジラ探しの旅へ。 ダイブタイム30分経過したところで、水深20mにてザトウクジラ4頭!!!!   10秒間くらい、一緒に泳げたそうです、 流石は先生!!


video by Chabelo


※今回のロカ・パルティーダは滞在2日間ともに、海況が鏡のように穏やか、かつ、他のクルーズ船が1隻しか居なかったので、安全判断できたクジラ探しのスタイルといったところでしょうか。







※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!


報告者 チャベロ、デイブ、ラロ、ルイ


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執筆者
赤川 紫珠子

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