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「ダダダダダダーッ！」
かいちょうは今日も朝から活きがいい。
忙しなくオイラの目の前を走り去って行きました。
「かいちょう、まだ早いんだから静かにしてくださいナ。」
しかしオイラ声など耳に入りません。
まるで何かに取り憑かれたように家中を駆け巡っています。
そしてまたもやテーブル上を・・・。
「バタバタ、ガッチャン、バサバサーッ！」
一瞬のうちにテーブルの上のコップはなぎ倒され、雑誌はぼろぼろ。
「か・い・ちょーッ！」
オイラがそう叫ぶと、さすがに足を一旦止めて振り返ります。
が、しかし再び走り出すと直ぐに「ガサガサガサ」と、
木を掻き分けているような音が聞こえてきました。
その音の方に近づいてみると、かいちょうがいません。
姿をくらましています。
はて？どこへ行ったんでしょうか？
すると・・・いましたいました、花瓶の中に隠れていました。
何でそんなとこに入るかね、君は！
一方ロカはその間、ず〜〜〜と・・・。
もう騒がしいところで寝るのは慣れっこだね、ロカちゃん！
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