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タイ・プーケット
 
2010/03/18   3/8 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号

この日潜ったポイント


<1>Boulder City
<2>Shark Fin Reef
<3>Anita’s Reef No.7


とうとうクルーズも最終日となってしまいました。
体もそろそろ慣れてきたというのになんとも名残惜しい・・・
この日はボルダーシティーからスタート。
昨日までの吹き荒れていた強風も一段落。いつもどおりのシミランの海況に戻っておりました。

シミラン諸島の南側の透明度は安定しており、常に30mオーバー!!
【スカシテンジクダイ】や【カタクチイワシ】などが岩を覆い尽くしておりました。そして【ニジョウサバ】や【イソマグロ】達が果敢にもアタックを繰り返しておりました。



まずは【ハナヒゲウツボ】にご挨拶。この日も朝早くから口をパクパクさせておりました。



そしていつもおいら達の行く手を阻もうとする【ハナミノカサゴ】の集団。
この日は3匹も仲良く固まっており、ヨーロピアンダイバーにとっては格好の被写体???

2本目はシャークフィンリーフ。
今回は北側ではなく、ダイナミックな地形をより堪能することができる南側でエントリー。



見上げれば【イエローバックフージュラー】が流星のように流れる・・
そして念願の【トラフザメ】をゲット!!!
1日目から見ることができるかも??とブリーフィングでことあるごとに説明をしておりましたが、悉く見ることができなかった。
まるで空想の生き物扱い??
やっと今回は魚図鑑の”写真”ではなく生の”現物”を観察することができました。
その他、沢山の【ミナミハコフグ】や【カンムリブダイ】なども見ることができました。



泣いても笑ってもクルーズ最終ダイブはアニータズリーフ。
サーモクラインが上昇していたので、深場ではなく浅場でのんびりダイビング。



砂地では【チンアナゴ】、【ヤッコエイ】、そしてインド洋固有種のハゼがザックザック???



そしてまたまた【ニシキフウライウオ】を発見。今年は沢山見ることができますが、実はおいらはこの子を見つけるのが苦手なんです。。。発見できた時はお客さん以上に興奮しているかも・・・(笑)
最後は名物のサンゴの根をグルリグルリと回って鑑賞タイム。何回ぐらい回った??もちろん【ホンソメワケベラ】の手厚い歓迎を受けておりました。



最後はガイド&スタッフを交えて記念撮影。
”MOOT”さん、”KO”ちゃん、”JAMIE”嬢、ヘルプありがとう!!

また来年もよろしくお願いいたします。

今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.NAMI)

水温 28〜29℃
気温 30〜33℃
透明度 20〜25m

報告者 けんご
 
 


2010/03/17   3/7 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号

この日潜ったポイント

<1>Richelieu Rock
<2>Richelieu Rock
<3>Koh Tachai Twin Peaks
<4>Koh Bon West Ridge


待っていました!!!
今クルーズでのメインイベントである”リチェリューロック”からこの日はスタート。普段と比較すると少しボートの数も多め。混雑を避けるため時間をずらしてダイビングを行います。



さすが”KO”ちゃん!!!昨日のケーキの恩は忘れていませんね・・・
本日はお利口さんにブリーフィングのお手伝い。のみならず、今回は助っ人としてガイドとしても大活躍でした!!!非常に目が良く、小さいモノを探すのが得意です。



まずはお客様のリクエストの【タイガーテイルシーホース】
大きくなると15cmまで成長しますが、この子はまだ5cmだったかな?
今シーズンは昨シーズンより個体数が多く、どこの子を紹介しようか迷ってしまう??違った意味でガイド泣かせ??



その次は【フリソデエビ】を紹介。
確か以前までは紫色のヒトデだったはずなのに、今回はヒトデの色が異なっている???誰かが持って来た??周知の通りこのエビさんはヒトデが大好物です。この食べるヒトデの色によって、体色が青っぽく、または赤っぽく変化するらしい・・・次回出会った時はどのような色に変化しているのかな???そんなおいらの心配をよそにこのフリソデエビ家族は4匹!!子どもたちはいつも自由奔放に遊び回っております。



【キンセンフエダイ】はこの日もグッチャリモード。
流れの関係上、いつものように大きな塊を形成せずに根の上を覆い被さるように群れておりました。



前回は喧嘩別れしてしまって別々でしたが、今回は仲直り。
おいらの心配も杞憂に終わり、いつものようにラブラブしていおりました。



【ニシキフライウオ】はまだまだ健在!!!探せばもっと見るかる。
この日新しく発見した個体は少しやせ細っておりました。
今シーズンは黄、白、赤、そして黒など本当にカラーバリエーションに富んでおります。



そして岩の隙間を覗いてみれば、エビやカニがザックザック!!!
【オトヒメエビ】【スザクサラサエビ】【アカシマシラヒゲエビ】そして【ジャンズパイプフィッシュ】なども観察することができます。



そして最後に【ブラックフィンバラークーダ】の群れに別れの挨拶。
いつ何時見てもプリプリに太っております。
安全停止中にはクラゲも登場してくれました。


3本目はコタイチャイツインピークス。
ここでも激しく魚の群を狙わしていただきました。
潜降してみれば、そこはいつもの『コタチャイ劇場』。ちょうど潮の変わり目だったため強すぎず、弱すぎず・・・
見上げれば【イエローバックフージュラー】【クマザサハナムロ】のタカサゴ系が群れる群れる。
そして【ロウニンアジ】【カスミアジ】のハンター軍団が突撃を繰り返す。
本当にこうなってくると泳ぐ必要はありません。ただ茫然と眺めるだけ?
そんな光景を余所に【ギンガメアジ】のペアが周回中。その奥から【ギンガメアジ】の大群が登場!!湧いて出たいう言葉が相応しい登場の仕方でした。このギンガメアジの登場でお客様のテンションも一気に急上昇!



最後はロープに捕まりながら安全停止中。
最後の最後までマンタを諦めきれない???
願いが通じたのでしょうか??ギンガメアジの群が再登場!!!おいら達の下で大きな渦を形成しながら近寄って来てくれました。とってもラッキー!!

4本目はマンタ狙いでコボン。
隆盛を誇ったマンタ様もお疲れのご様子で、最近は出たり出なかったり。
今回のお客様はマンタを見たことがないお客様が多数おられました。中には石垣のマンタスクランブルで○回、パラオのジャーマンで○回(→敢えて伏せておきます。笑)でも見れなかったという強運の持ち主も含まれております。今回、是非ともその過去の呪縛を解き放ちたい!!!

さきにエントリーした白人チームが水面から水中で泳いでいる【マンタ】をすでにロックオン!!
『マンタ!!マンタ!!!』と叫んでしまったもんだから・・・
まだ準備が整っていないおいらのチームはてんやわんや!?!?

おいら達もエントリー&すぐ潜降で続けてマンタゲット!!!
泳ぎ去ったと思いきや、すぐに戻ってきて心行くまでマンタを観察することができました。
その後2匹の乱舞、最終的には3匹のマンタをゲット!!



今宵のビールは格別でしたよ!!!

今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.NAMI)

水温 28〜29℃
気温 30〜33℃
透明度 15〜20m

報告者 けんご
 
 


2010/03/16   3/6 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号

この日潜ったポイント

<1>Christmas Point   No.9
<2>North Point   No.9
<3>Three Trees   No.9
<4>Beacon Reef    No.8

プーケットの気温もますます上昇しております。
これから一年の中でも一番暑い時期”暑期”を迎えます。
そして負けず劣らず、シミランの海もますますハッスルを続けております。
今回は大阪からSHOPツアーでお越しの皆さん。しかも15名と大所帯!!
昼も夜もハッスルさせていただきました。

透明度は20m前後と安定しておりましたが、時おり風が強くなり、白波が立つ場合もございました。今がまさにシミランの旬のピークシーズンなのにこんな天候は珍しい・・・

この日はクリスマスポイントからスタート。
ウエイトチェックを早々に済ませると、いきなり巨大な【ナポレオン】様が登場!!!
本当にとにかくデカイ!!!!
こいつは幸先が良い!!!



外洋にでてみると、この日は流れの入り方が少し複雑!?!?
あまり無理をせずに、浅場のハードコーラル地帯でのんびりいきましょう・・・【インディアンフレームバスレット】や【スカシテンギクダイ】が群れておりました。



2本目はお隣のノースポイント。
これまた予想に反して流れの入り方が・・・(泣)
本当にこの日の潮流がガイド泣かせでした。

おいらがダイビングを始めたことから好きなのがこの子【イバラカンザシ】
になります。英語名が”クリスマスツリーワーム”といって少しオシャレなネーミング。シミラン海域では沢山のカラーバリエーションに富んでおります。デコピンで引っ込ませて、ゆっくり元に戻る姿を観察しているだけでなぜだか楽しい。。。

ここでも浅場のエダサンゴ地帯で遊ぶことに、、、
辺り一面に【エバンスアンティアス】が群れる群れる。そして常連メンバーの【タイマイ】が登場してくれました。



3本目はまたまたお隣のスリーツリーズ。
やっとここまで来ると流れが落ち着き、のんばりまったりダイビングを行うことができました。

まずは白い砂地でインド洋固有種のハゼをじっくり観察。
そして【テンス】の幼魚を発見。決して落ち葉ではありませんよ!!!間違って踏みそうになってしまった??
ここに来て、サーモクラインが一気に急上昇!!透明度も一気にダウン!!!このサーモから逃げてきたかのように【イエローダッシュフージューラー】【クマザサハナムロ】が突然、大発生!!!
お客様一同泳ぐことを休止し、この光景に見とれてしまいました。


【ヤマブキスズメダイ】の幼魚になります。個体の大きさが小さければ小さいほど体色がレモン透明色をしており、とってもキュート!!!イソバナやウミトサカを一緒に撮影すると色が映えます。

4本目はビーコンリーフでナイトダイブ。
この日は早くも【ブダイ】が口から粘膜を放出し、全身を包んで睡眠しておりました。でも目を開けたまま寝ているのでちょっぴり不気味かも・・・
そしてお決まりの【ゴシキエビ】も発見!!
本当に美味しそうですね!!でも我慢、我慢・・・
ナイトダイブ終了後、水面から見上げた星空が本当にスゴカッタ!!!
お客様から歓喜の声が渦巻いておりました。最高ッス!!!


この日はNAOKOさんの誕生日でした!!!
誕生日おめでとうございます!!!


そしてこの光景を目の当たりにし、この美味しそうなケーキを虎視眈々と狙っていたハイエナのタイ人ガイドの”KO”ちゃんが登場・・・
実はタイ人は甘いものが大好きなんですよ!!!


甘いものが大好きでもそんなに沢山は一気に入らないよぉぉ…
さすがに食べ過ぎてもういらない???

今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.NAMI)

水温 28〜29℃
気温 30〜32℃
透明度 20〜25m


報告者 けんご
 
 


2010/03/15   3/4 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号

この日潜ったポイント

<1>Boulder City
<2>Shark Fin Reef
<3>East Of Eden No.7


この日はボルダーシティーからスタート。
ここ最近、透明度が非常に安定しており、遥か遠くまで見渡すことができます。【イエローバックフージュラー】や【クマザサハナムロ】が大きな岩を乗り越えて出勤しておりました。



【ガードナーズバタフライフィッシュ】を発見。
【テングチョウチョウウオ】のインド洋版になります。
シミラン海域ではあまり個体数は多くありません。
この子はとってもお利口さんでいつも大体同じ箇所で観察することができます。



このサイトでの新発見は【ウミテング】になります。
ガレバを少しだけ散策していると、カサカサと動く物体が??
最初は【スターリードラゴネット】(※ミヤケテグリのインド洋版)かと思いきや、良く目を凝らしてみるとこの子でした。
とっても恥ずかしがり屋さんでカメラを向けるとすぐにソッポを向いてしまうのはなぜ???
ヒレを広げて動く姿がとってもキュートでしたよ!!!



2本目はダイナミックな地形が売りのシャークフィンリーフ。
今回はより地形を堪能することができる、南側からエントリー。
まずは潜降してまもなく、【カンムリブダイ】がお出迎え。あまりダイバー慣れしておらずいつも一目散に逃げていくパターンが多いのですが、この日は珍しくじっくりと観察することができました。



そして、【ワヌケヤッコ】を発見。
意外とこの子は日本のダイバーに人気があります。

実はこの【ワヌケヤッコ】太平洋型とインド洋型では背びれの形が異なります。

太平洋型 → 背びれが突出していない。
インド洋型 → 背びれが少しだけ突出している。

タイの中でも、コタオで見ることできるのは太平型。シミラン諸島でみることができるのはインド洋型になります。しかもコタオでは個体数が多く、ちょっぴり雑魚キャラ扱いされているかも・・・しかし、シミラン諸島ではあまり個体数は多くありません。

決して【マヌケ(間抜け)ヤッコ】ではありませんよぉぉぉ。



そして【ツマジロオコゼ】!!!
普段は小さなこんな個体を見つけることがあまり得意ではありませんが、今月はなぜか小さいのもの良く見える!!!!
この子も最初はゴミか葉っぱにしか見えなかった。
リーゼント?モヒカンがとってもキュート!!
何度も口をパクパクさせながら、潮流が当たるたびに右に左に揺れ動く・・・この光景がとても愛らしくてお客様と二人で10分以上も観察してしまった。



今クルーズ最終ダイブはイーストオブエデン。
最近なかなかこのサイトを潜る機会があまりなかった。
この日は潮当たりがよく潜降して間もなく【イソマグロ】の4〜5匹や【カスミアジ】が自由闊達に泳ぎ回る!!!迫力満点!!!

そしてこの日は普段あまり行くことがない、深場に挑戦!!!
ガイドの間では”アンダマンピカチュウウミウシ”とか呼ばれております。



珍しいウツボを発見!!!【ハナビラウツボ】の幼魚になるのかな??
この子もシミラン海域ではあまり個体数は多くありません。おいらもひさしぶりに観察することができました。



最後は一気に深度をあげて、エダサンゴ地帯の”ジャパニーズガーデン”に突入!!万の桁に達するくらいのスズメダイ達が乱舞乱舞!!
これぞ癒しのシミランの真骨頂かな??

今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.YUKO)

水温 28〜29℃
気温 30〜33℃
透明度 20〜25m

報告者 けんご
 
 


2010/03/13   3/3 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号

この日潜ったポイント

<1>Richelieu Rock
<2>Richelieu Rock
<3>Koh Tachai Twin Peaks
<4>Koh Bon West Ridge


眠たい目を擦りながら、この日はリチェリューロックからスタート。
そんな眠気を一掃してくれるくらいの【イエローバンドフージュラー】【クマザサハナムロ】などのタカサゴ系の魚が登場。沢山の魚達で前が見えません・・・
そしてみんな一生懸命に口をパクパクさせておりました。



そして1本目はマクロがメインのダイビング。
いつものようにマクロ三冠(【タイガーテイルシーホース】、【フリソデエビ】、【ニシキフウライウオ】)をきっちり押さえる。
そしてお客様からのリクエストで小さなフリソデエビが見たい!!!
このエビの横に対照物となる煙草のハイライトを置かないと大きさがわからないですよね・・・(笑)
実際は1cmに満たないくらいの大きさ。体が少し透明でしたよ!!!



アンダマン冠名の3種(【アンダマントリプルフィン】【アンダマンミミックファイル】【アンダマンウバウオ】)を紹介。特にガンガゼに中に身を潜めている【アンダマンウバウオ】はここリチェリューロックでよく観察することができます。しかしシミラン諸島ではあまり個体数が多くありません。ガンガゼ自体が多くない理由からでしょうか・・・

いつもラブラブペアの【コブシメ】はこの日はなぜか1匹だけ・・・
相方はどこに行ってしまったの?




3本目は今おいらの中でハナマル急上昇中のコタチャイ。
この日はサーモクラインの影響で透明度があまり良くない。潮流はちょっぴり強め・・・

まずは潜降と同時に【キツネフエフキ】&【カスミアジ】の大群が登場!!!そのまま食らいつくと水底では【トラフザメ】が休憩中。とりあえず、お決まりのサメと一緒に記念撮影。
そして見上げれば【ギンガメアジ】の群が登場!!!!



まずは【イエローバックフージュラー】の大群!!!
一面が黄色!!!



そして【クマザサハナムロ】の大群!!!
つづいて一面が青色!!!!



そして最後にこれを切り裂くかのように【カスミアジ】【ロウニンアジ】の軍団が登場!!!
待ってましたよ!!千両役者!!!!
この日もばっちり”ニラミ”が効いております。
迫力満点!!!アドレナリン大放出です!!



この日最終ダイブの4本目はマンタ狙いでコボン。
この日はコタチャイ同様に強烈なサーモクライが浅場まで押し寄せてきておりました。
先ほどが少しハードなダイビングだったために今回はのんびり、まったりということで・・・
【ムカデミノウミウシ】や【セガカギンポ】、【イヤースポットブレニー】【ハナダイギンポ】などを観察。
サンゴの間を覗いてみれば、【カサイダルマハゼ】を発見。シミラン海域では【パンダダルマハゼ】も観察することができますが、この2種は非常に似ていますが区別できます??ちょこまかちょこまか動くから本当に写真には撮りずらい・・・



ちなみにこの日のマンタはリッジで登場したようです。
他の同僚ガイドからは『けんごはいつものんびりしているからマンタが逃げてしまったよ。。。』と言われてしまいました。
どうやら白人のお客様がマンタを追いかけたようで、1度登場した以来戻ってこなかったらしい。
でも、マンタを見たのは事実。羨ましい・・・
お客様は気を使っておいらを慰めてくれましたが、やっぱしおいらはマンタが見たかったよ・・・

今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.YUKO)

水温 28〜29℃
気温 30〜33℃
透明度 20〜25m

報告者 けんご
 
 


2010/03/12   3/2 シミラン・リチェリュークルーズ SSD3号

この日潜ったポイント

<1>Elephant Head Rock
<2>North Point   No.9
<3>Three Trees   No.9



この日はエレファントヘッドロックからスタート。
ヘッドロックと書いてありますが、決してプロレスの決め技ではありません。
水面から3つの岩が突出しており、そのうちのどれかが“象さんの頭“に見えるからこのポイント名が付いています。
おいらから決して答えを言うことができませんが、タイ人の想像力にお任せします。

まずは浅場で【アンダマンダムゼル】を紹介。
【シミラーダムゼル】と混ざって泳いでいることが多いのですが、よく見ると尻ビレに黄色が入っているので見分けることができます。本当に艶やか。光が当たると体表が反射して白く光り輝きます。是非ともシミランクルーズで見ていただきたいインド洋固有種の一つです。
そして深場に移動してこれまた名物の【マッコスカーズフラッシャーラス】を紹介そしようとしたその時・・・

なんと強烈なサーモクラインが登場!!!
おいらのダイブコンピューターはなんと24℃を表示しておりました。
普段3mmスプリングで潜っているおいらは瀕死の状態。(泣)
泣く泣く浅い場所まで浮上してくる水温はと27℃まで戻った!!!
魚たちも同様でこのサーモクラインを避けて普段よりは浅い場所で魚が爆裂中!!
しばらくこのポイントではご無沙汰だった【ロウニンアジ】を確認することが出来ました。


この子は【アンダマンコショウダイ】。ダルメシアン柄がキュート。


この日も新しいお客様が到着。毎日スピードボートで乗下船が可能です。

2本目はノースポイント。
中層ではいつお決まりの【イエローバックフージュラー】が流れる流れる。
お客様もおいらも泳ぐことを止め、その光景に見入ってしましました。
浅場では【コラーレバラフライフィッシュ】の群れや【エバンスアンティアス】を観察。
最後は【タイマイ】にご挨拶。あまりに甲羅が汚すぎで完全に周囲とのカモフラージュに成功。おいら達に発見されてしまった瞬間は、「げげげ見つかってしまった・・・」と様子で一時、食事を中断しておりましたが、再びおいら達を気にすることなく食事を再開。

3本目の最終ダイブはスリーツリーズ。最後はのんびりまったりダイビングと行きたいとところでしたが、この日は暦上、大潮周りだったため流れに悩まされました。

砂地では【オーロラパートナーゴビー】や【ブラックシュリンプゴビー】などを観察。いつも仲良しの共生エビのランドールズピストルシュリンプが可愛い。(→ちなみにコトブキテッポウエビという日本語名が付いていたのを最近知った)
その横で【ブラックチンスリーパーゴビー】が捕食タイム。
オトメハゼのインド版になりますが、本当に良く見ると顎の下に黒の斑紋を確認することができます。
またまたその横に【ジョーフィッシュ】がポコポコと顔を出しておりました。
そして【ヒレナガネジリンボウ】と続き、最後はなんと【ツマジロオコゼ】まで発見!!!
どんどん被写体が小さくなってるし・・・
しかも気がつけば、おいら達ほとんど泳いでないじゃん・・・(笑)

最後に畳一畳分ぐらいある巨大な【ナポレオン】に挨拶をしてクルーズが終了!!!今度は逆に大きすぎたかな??
ヨシコさん!!!3日間お疲れさまでした!!!



今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.YOSHIKO)


水温 28〜29℃
気温 30〜32℃
透明度 15〜20m

報告者 けんご
 
 


2010/03/11   3/1 シミラン・リチェリュークルーズ SSD3号

この日潜ったポイント

<1>Boulder City
<2>Shark Fin Reef
<3>West Of Eden No.7
<4>Anita’s Reef  No.5 & No.6


この日はシミラン諸島最南端のポイント、ボルダーシティーからスタート。

最近このポイントで必ず紹介する魚が【オーシャニックトリガーフィッシュ】になります。
ゴマモンガラやキヘリモンガラの遠い親戚になりますが、銀色に光り輝く体が超小型のマンボウみたい??
中層を忙しく泳ぎ回り、せっせと巣作りに精を出しておりました。


この写真は【マダガスカルバタフライフィッシュ】
いつもペアでいることが多いのに、この子は一人ぼっちでした。

そして丸々と太った【イソマグロ】が登場。
太ったというより完全にデブです!!!本当にデカイ!!!!
この光景を目の当たりにしたダイバーやガイド陣の全員が同じジェスチャー。

「見た??あの魚???」
「こんなに太ってるぜ!!!」

ボートに戻ってから、ヨーロピアンにはあの魚は身の色は何色と質問までされてしまいましたが・・・(笑)



2本目はシャークフィンリーフ。
ダイナミックな地形が売りのこのポイント。この日は複雑な潮流のため、このように長壁を盾にして上手にダイビング。
まずはおいらお気に入りのピンクのイソギンチャクを紹介。
年々イソギンチャクの大きさが拡大しております。
潮当たりの良い場所では【クマザサハナムロ】や【イエローバックフージュラー】が大爆裂!!!
【ワヌケヤッコ】も珍しいけど、その横を通り過ぎた【サザナミヤッコ】も珍しいですよ!!!



3本目はウェストオブエデン。
シミランの西側のポイントは東側と比較して透明度が若干落ちることが多いのですが、この日はすこぶるクリアブルー!!!本当に珍しい!!!
と喜んでおりましたが、案の定サーモクラインが上昇してきたので泣く泣く浅場で移動。
【アケボノハゼ】や【ハナヒゲウツボ】、昨シーズンからは【オオモンカエルアンコウ】も仲間入り。
ガイドとしては日本人に人気のある個体が多く少し楽なんだけど、最近はカメラを所有しているダイバーが非常に多く、順番待ちができるほどの大盛況ぶり。時間配分やコース取りを考えないと大変なことになってしまう・・・(泣)



【パンダダルマハゼ】や【テングカワハギ】などを観察しながら、のんびりまったりダイビング。
【オビテンスモドキ】の幼魚のヘンテコダンスをお客様とじっくり観察。
そばを通りかかった友人ガイドに教えてあげると、その友人が担当していたヨーロピアンのお客様は興味津々というより大興奮???

「これは本当にお魚なの???」

という表情で熱心に写真を撮り続けておりました。



この日の最終ダイブはアニータズリーフ。
潜降と同時に特大【ナポレオン】を発見。ダイバーに臆することなく、流れに身を任せて気持ちよさそうに泳いでおりました。そして続けて【タイワンカマス】の群れが登場!!!

そして、この日は【モザイクウミウシ】や【ミアミラウミウシ】など沢山のウミウシを発見することができました。
久しぶりにおいらのマクロの眼が冴えております!

続けて不思議な形をした【ニシキフウライウオ】を発見。
先日までは大きなお腹を抱えながらプカプカ浮いておりましたが、今回再び訪れてみると産卵が終了しておりました。こんな状態になっても生きていくことができるのですね!!!



その他、【ヒレボシミノカサゴ】や【クダゴンベ】やインド洋固有種のハゼなどなど、お客様のログブックには描き切れないほどに沢山のお魚達を見ることができました。

今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.YOSHIKO)

水温 28〜29℃
気温 30〜33℃
透明度 25〜30m

報告者 けんご
 
 


2010/03/05   3/5 近頃のシミランは・・・

昨日、シミランクルーズより無事に戻ってくることができました。
今回はフルムーンということもあり、時間帯によっては流れているポイントもありました。

しかしながら、シミランの海のコンディションは相変わらず絶好調!!!
太陽が燦々と輝き、ベタ凪状態が続いております。ここにきて水温が1℃上昇して、29〜30℃の間を推移。
透明度もすこぶる30mオーバー!!!シミランブルーが永遠に続いております。
ベストシーズン到来です!!!本当に“最高ッス!!”



最近のマンタは少しご機嫌がナナメ???
以前よりは出たり出なかったり・・・ここは水族館じゃないし、自然が相手なので仕方ありません。

朝イチのディープダイブではサーモクラインの影響によりネムリブカ、ブラックチチップなどの目撃例が増えております。ヨーロピアンダイバー達は意気揚々にボートに戻ってきております。
バラクーダ、ギンガメアジ、キンセンフエダイなど群れも健在!!!



ここに来て、ふたたびスカシテンジクダイが大爆裂中!!マクロ探しがとっても大変です。
お腹の大きなニシキフウライウオをよく見かけます。まさに今が出産ラッシュ!!!
カラーバリエーションも白、赤、黄など豊富です。



前回のクルーズで発見したちょっとレアなキャラ達

その1・・・【ツマジロオコゼ】
プーケットディトリップで行くことができるラチャヤイ島でたまに目撃することができますが、シミラン諸島でも久しぶりに目撃することが出来ました。しかも別々のダイブサイトにおいて合計で3箇所も!!! 大きさは1〜2cmくらいかな?巨大なリーゼント?モヒカン?が邪魔になってしまい、潮流に何度も押し倒されておりました。その光景が笑えた!!!



その2・・・【ウミテング】
実はおいらはこの子とは初遭遇です。発見できた時には本当にうれしかった!!しっかりとペアでラブラブ!!!ヒレを広げた姿が非常に美しかったよ!!




気がつけばもう3月に突入ですね・・・
つい最近シミランクルーズが解禁になった思いきや6ヶ月間の内すでに4ヶ月が終了してしまいました。本当に時間の経過が早すぎる!!!
まだまだ終わりませんよ!!!



突然、話が変わってしまいますが、、、(笑)
久しぶりにプーケット随一の歓楽街“パトンビーチ”に久しぶりに行ってきました。
レストラン、リゾート、ビアバーの色々な場所に“Welcome US NAVY”の横断幕が・・・もしかしてタイ海軍とも合同演習終了後にでも、バカンスのために滞在でもしているのでしょうか??

過去にも数回ほど滞在したことはありますが、その都度に滞在する海兵隊の数はなんと2,000人とも3,000人ともいう噂・・・さすがに特大空母がパトンビーチ沖に停泊したときには、黒船来襲くらいの騒ぎになるのかな???ナラナイ、ナラナイ、、、


また明日からシミランに出かけてきます。
下船後まとめてクルーズの報告をさせていただきます。

報告者 けんご
 
 




  八杉 明信
タイ・プーケット






小物から大物までダイナミックなダイビング シミランダイブクルーズ


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