m8: 2010年6月アーカイブ

でき過ぎた美しさに、これは写真というよりも
まるで絵画のようだと思ってしまいました。

チャベロは現在7泊8日、7泊8日、3泊4日と連続して3つの
ツアーを担当中。それも偶然にどの日程も最終日と初日が
重なっているので、結局合計連続17泊。オフィスではちっとも
彼の顔を見ませんが、こんな写真を送ってきました。
どうやら元気にしているようです。

１週間くらい前からぐっと落ちていた水のコンディション。
来週からラパスに来られるお客さまはきっと冷や冷やしながら
このブログとにらめっこしているのでは？というわけで、
ちょっと嬉しいニュースです。
昨日までの緑色の冷たーい水に今日は変化が見られました。
ロスイスロテスで水温22度、回復の兆しです。透明度も昨日までとは
うって変わって、ボートの上からでも海底がはっきり見えました。
ボートキャプテンのエドガルドによればお客様のダイビングを
待っている間、船の上からでもバラクーダの群れがよーく見えて
キレイだったそうです。
今日は満月。大潮の勢いで、一気に夏の海にチェンジ！と
言いたいところ。ついでに明日のワールドカップ・メキシコ-
アルゼンチン戦も一気に勝利に持ち込みたいのですが。。。。

大自然が醍醐味のキャンプサファリ。しかしラパスの
町のほうはサッカーワールドカップメキシコの
決勝トーナメント進出に沸いています。
テレビのないキャンプからは頻繁にラジオでベースに
「今何対何なの？？どうなってるの？」と問い合わせが
入ってきます。
今回ばかりは「何もない大自然を楽しむ」という
ポリシーを捨ててでもキャンプにテレビを導入したい
メキシコ人スタッフ続出。

でも、携帯の電波も届かない島の中ではテレビは無理かな？

相変わらず水が濁ったままのエルモゴテですが
ジンベイ出てるらしいという噂はあっという間に
広がって、見に行きたーいとリクエストしてくる
お客さんが続いています。コンディションが悪いことは
行く前から分かっているので、スタッフとしては
見つける自信満々とはいかないのですが、幸いなことに
連日発見に成功しています。

がんがん気温があがり、毎日39-40度を記録しています。
一方まだまだ冷たいままのロスイスロテスの水温。
20度をきってしまったので、正直海に入るより船の上から
イルカ探しに専念したくなる水温です。

相変わらずロスイスロテス付近では水温が下ったままですが
ジャックコストー島(旧セラルボ島)付近では29度まで
上がっているポイントもあるようです。本当にコルテス海は
変化が激しく、まるでミキサーでかき回したような海と
例えられるのも納得です。

スペイン語のLa Pazは平和を意味します。
静かに1日の終わりを迎えるキャンプサイトからの
この風景、まさにラパス(平和)。

触れるほどには近よれませんが、遠めに見ても
赤ちゃんアシカの毛は大人の毛に比べてふわふわ
しているのがわかります。

赤潮の影響で数日お休みしていたジンベイサーチ。
ダメでもいいから探してみたいというお客さんの強い要望を受けて
船をだしてみたところ、なんと発見。このコンディションの中で
見られたのはラッキーとしか言えません。

photo by Chabelo

エルモゴテに赤潮が入り込み、しばらくはジンベイ見れそうに
ありません。さらに今日のロスイスロテスの水温は18度。
先週より５度も落ちてしまいました。

赤ちゃんアシカは今が見ごろ。いたるところではいはいする姿が。
いったい何匹生まれたのでしょう。　早く生まれた子の中には
もう泳ぎ始めた子もいます。
アシカの赤ちゃんの成長は本当に早く、２週間もたてば
ふたまわりも大きくなっています。

サッカーワールドカップ、なんとメキシコがフランスに２−０で快勝。
得点が入るたびにコスタバハマリーナ全体が震えるほどに
響き渡る大歓声。国民の期待以上の素晴らしい試合に興奮して、
あらゆるレストランから、コンドミニアムから、オフィスから、
停泊中のクルーズ船から喜びを抑えられずに叫ぶ声が。　
町に出てみるとまるで優勝でもしたように、窓から大きな
メキシコ国旗を掲げた車が海岸通りをパレードしていました。
ファンバハスタッフで誰よりもサッカーを愛するチャベロが
キャンプ中で試合を見ることができなかったのは、ちょっと気の毒。。。

この生ぬるい感じの風、完全に季節が変わりました。
ロレンソの「この空気はハリケーンの季節を思い出させるねー」の一言で
ああそうだなーと思い出し、念のために天気図を確認してみると。。。

やっぱり。嫌な予感が当たりました。遠く南の海上に
トロピカルストームが発生しています。
まだまだコルテス海の水温は上がりきっていないので、
この時期ストームがラパスに向かってくる危険性は
ほぼありませんが、やっぱり気になります。

５月６月、初夏のラパスに特有の強い南風コロムエルが
ここ２〜３日ゆるくなってきました。夕方の風が涼しいというよりも
生温かくなってきて、いよいよ本当の夏がやってきます。

孤児院の子どもたちをキャンプに招待する企画の第2回目が
無事に終わりました。 今回は男の子ばかり6名。先に
キャンプ入りしていたアメリカ人学生と身振り手振りを交えて
会話しながら充実の一日を過してくれました。

団体さまが一段落、次のピークは明後日からラパス入りする
グループなので、今日あすはその準備をしながら
ゆっくり過ごせそうです。

photo by Chabelo

最初はスノーケルの使い方もよく知らなかったのに
チャベロに教わってキャンプが終わるころにはすっかり素潜りの達人に
なった二人。若いと覚えるのも早いですねー。

相変わらずお魚ぐっちゃりのロスイスロテスです。
この時期は本格的なダイバーは少なく、1日だけ
潜るお客さんや体験ダイバーが中心なので、ほぼ毎日
ロスイスロテスばかり潜っています。そろそろハンマーで
有名なエルバホも気になっていますが、今年は当たるかはずれるか?
去年は早い時期からたくさん見れたので今年も当たりが続くといいな。

出産ラッシュ中のロスイスロテス。もう目を凝らして探さずとも
あちこちに赤ちゃんの姿を見つけることができます。
赤ちゃんといっても子犬のように小さくはないのですが、
それでも大きなアシカを見慣れた私たちにとっては
ちっちゃくて可愛いことこのうえなしです。できることなら
この手に抱いてみたいものですが、そんなことしようものなら
パパアシカに噛みつかれちゃいますね。

今日はサッカーワールドカップのメキシコ-南アフリカ戦。
朝からみんなそわそわ。街にはチームカラーの緑色の
シャツをきて歩いている人がたくさん。テレビがある所には
人だかり。メキシコの小学校では今日だけは教室にテレビを
持ち込んでゲームを観戦してもよいというお達しまで出ました。

(なんだか陣頭指揮をとっていませんか? エンリケ社長。。。)
結果は引き分け、初勝利にはなりませんでしたが
次戦に期待!

最近毎日ビーチにやってくるのがこの団体様 Cownose Ray。

ちょっと固まりすぎじゃないかと思うほどに
くっつきあって泳いでいます。

大の大人でも童心に帰ってこんなことをしたくなる
エスピリトサント島。

いよいよ数が少なくなってきたかな? と思いきや
いきなりうわっと群れで出る日もあります。

ペットボトル以外にも、瓶や缶のゴミも減らす努力をしています。
今まではキャンプサイトにテカテビールを置いていましたが、
今月からはリサイクル瓶を採用しているパシフィコに変えました。
''環境に優しいファンバハ'' を目指します。

デジカメでイルカの写真を撮ったことのある人だったら
そのタイミングの難しさは経験したことがあるはず。
イルカのジャンプの瞬間を狙っても、その早さとデジカメの
タイムラグとで撮れているのは水しぶきだけということも
しばしば。下手すると最新のデジカメよりも、タイムラグのない
使い捨てカメラの方が良く撮れていたりしてがっくりなんてことも
珍しくありません。

進化した連写機能などを駆使しても、やっぱり難しいイルカの
写真。いつも撮影枚数が膨大になってしまいます。

まだまだジンベイ出ています。
今日は午前中の船は1匹、夕方に出た船はなんと5匹も
発見しました! 今年のジンベイシーズンは長いです。

例年だとまだ水温が低いはずのこの時期、今年はもう
水が温かいので潜水時間がついつい長めに。

あとはもう少し透明度が上がってくるのを待つのみ。

King Angel Fishの群れ

最高気温が36度、最低気温が14度という日もあります。
つい薄着して寝てしまうので、明け方の寒さにやられて
鼻水じゅるじゅる、喉がイガイガというスタッフ続出です。

現在水温はロスイスロテスで24度前後もあり、今年は
水が冷たくなりきる前に夏がやってきそうです。
ということは気になるのはハリケーン。今年は多くの
ハリケーンが上陸するのでは?との見方が主流ですが
この予測は外れてほしいですね。

鳥の声を聴きながら波にゆられていると時が
とまったような感覚になります。
乱開発が進むラパスでもロスイスロテスだけは100年後も
変わらずに同じ風景であることを祈ります。

ファンバハではコルテスアカデミーと称し、ラパスの孤児院の
子供たちをキャンプサイトにご招待するプロジェクトを
スタートしました。1年目の今年は総勢25名が計4回の
グループに分かれて参加。目的は
* まずはスノーケリングツアーを楽しんでもらう
* 同年代のアメリカ人の子供たちとの文化交流
* エスピリトサント島について勉強してもらい、
自然保護の意識を高めてもらう
ラパスに住んでいてもマスクやスノーケルは使ったこともない子
ばかり。スノーケルにカヤックにと新しいことをたくさん
覚え、真っ黒に日焼けして帰っていきます。

孤児院といってもなかにはもう就職、独立を考えなければいけない
年齢の子供も含まれています。今回のプロジェクトをきっかけに
地元ラパスでのガイドとしての道を見いだしてくれたりなんかすれば
私たちとしても嬉しいことこのうえなしです。

今年も出産シーズンが始まりました。
（５月31日撮影）

人間でいえばまだ首が据わっていないとでもいうのでしょうか。
たよりない姿はまるで濡れぞうきん！？　ハイハイもまだ
うまくできず、この後、水の中に落っこちそうになったので
ママアシカがあわてて水に入って、下から押し上げていましたよ。
元気に育って秋には一緒に遊ぼうね。

日焼けしてほてった肌を海水で冷ましながら
ビール片手に気のあった仲間と夕涼み。
こんなシンプルかつ贅沢な時間の過ごし方も
キャンプならでは。