2010年3月アーカイブ

今年は4月1日からセマナサンタ。春の休暇ウィークです。
先週から学校はお休みになっているので、家族連れの
旅行客が目立ちます。アシカの赤ちゃんも遊び相手には
不足していないようですね。

あれ、町に大きなアシカの看板が。。。と思ってよーく見てみると
「Fotografo : Chabelo Castillo」の文字が。

どうやら看板の写真にチャベロの作品が採用されたようです。

仲間としても鼻が高い！

去年新しいエンジンに積み替えたばかりの小型船、
その名も「ファンバハ号」。ファンバハの船の中でも
最高速を誇るこの船、今年はドライ部分を増やして、
より使いやすくデザインを改造中。エンリケ社長、
船にばっかりそんなにお金をかけて大丈夫かしらと
スタッフが心配になるほどの入れ込みようですが、
投資も大事ってことでしょう。塗装も完了、あと数日
（ただしメキシコ時間）で完成予定です。

風が非常に強く、今日は船がロスイスロテスに近づけませんでした。
どこか風の影響を受けないところ。。と探したあげく、普段は
潜ることの少ないパルティーダでダイビングすることに。
もちろん大物狙いではなかったのですが、予想外のチビマンタも
登場してくれお客さんに楽しんでもらえたので、ガイドのホエルも
ほっと一息。

去年から続いている水中彫像設置プロジェクト。
前回設置した仮の土台がどの程度潮の影響を受けているかを
確認するために今週は調査隊が入っています。うまくいけば
６月ごろには実物を海中に沈める予定。年内には新しいダイブ
ポイントとしてお客様にもご紹介できるかも？　続報をお楽しみに。

どんな風にやっているのか知りたかったので
プロジェクトに参加中のロレンソに写真を撮ってきてと
頼んでみましたが、設置作業に忙しくて写真どころじゃ
なかったそうです。。。
でも、設置部隊とは別に撮影部隊もちゃんと入っているので
いつかドキュメンタリー風に紹介されるかもしれません。

PADI公認のSWIM WITH SEALIONS SPECIALITY、通称アシカ
スペシャリティ。今年もファンバハのお客様には無料講習中。
ここでしか取れないこのカード、アシカの写真付でラパスの
よい記念になると好評です。

是非申し込んでください。

大きな体をしたオジサンでも、イルカを見つけると
「ひゃー素敵だねー」とまるで女の子のような可愛い
リアクションでニコニコになっちゃうのが不思議です。

今日はカルロスがビデオを撮ってきてくれました。

空が夏の色になってきました。ラパスの島で写真を撮ると、
バハカリフォルニア特有の空、土、海の色が独特の
コントラストとなってまるでイラストレーターで描いたかの
ような見事な色合いです。

陸に戻ると絵の具箱をさらに色鮮やかにしたような
ブーゲンビリアの花が太陽の光を浴びて白壁に映え、
メキシコの民族衣装がどうしてあんなに色鮮やかなのか
納得してしまいます。自然の色が '原色' なのですね。

今年もファンバハのキャンプは例年通りEspiritu Santo島の
「エンセナダ・グランデビーチ」にセッティング予定です。
夏には多くのショップが島でのキャンプ許可の申請をするのですが
ロスイスロテスのすぐ近くの「エンセナダ・グランデ」は
人気ビーチのひとつ。確保しようと狙ってるショップが多いので、
取りあいにならないよう、話し合いが行われています。

たくさんいるジンベイを見分けるのには体長や
皮膚やヒレの傷あとなどがわかりやすいのですが、
最近いるこの子は右頭部の斑点模様がまるで目のように
見えるのという特徴があります。面白いですね。


ぱっと見てどこが目の模様かわかりますか?


photo by Chabelo

こんなおどけた表情見せられたら、こっちも顔がゆるんだり、
ぷはっと吹き出したりしてレギュレーター落っことしそうになります。



アシカの中にも「癒し系の子」「お笑い系の子」と
さまざまな性格が見えてきます。

近すぎてアシカがよく見えません。へへへ。

photo by CHABELO

今年新調したレンタル器材の中、目を引くのが女性用ウェットスーツ。
男性用は普通のレンタルクオリティのものを購入したのですが
なぜか女性用はその倍の値段のスーパーストレッチ素材タイプ。
足だけでなく腕やネックの部分にもファスナー付。

社長エンリケの女性に対する優しさの表れ???????
やんちゃなアシカに穴を開けられるのがちょっと心配。

昨日は強い北風のため、久しぶりにジンベイはずれ、連勝記録が
ストップしてしまいました。
今日中には風がおさまりそうなので、また見れるとよいのですが。

相変わらず絶好調のジンベイスイム。
きょろきょろすると、すぐに見つかっちゃうので有難みが薄れてる?
あと一ヶ月でキャンプスタート。キャンプのお客様にも
是非ジンベイを見てほしいので、それまでずっとここにいてねと
毎日ジンベイに言い聞かせています。

アシカの尻尾をひっぱるチャベロ、それにじゃれてくるアシカベビー。

video by Naho

アシカキッズの遊びたい欲求はエンドレス。
人間が遊びつかれて船に戻ろうとしても、このように
'まだ行かないでよ!' と追いかけてきて抱きついてくることがあります。

こんなに広い海なのに、まるで水族館の中にいるように
肩寄せあって(?)ぶつかりそうになりながら泳ぐ数匹の
ジンベイたち。よっぽど仲が良いのでしょうか?

ロレンソがこんなビデオ撮ってきてくれました。

まるで食べちゃうぞーとでも言わんばかりの大きな口を
あけてジンベイがお客さんに大接近。
水と一緒に人間が吸い込まれたという話は聞いたことが
ありませんが、こんな大きな口で近寄られたらどっきり
しちゃいますね。

本日は北からの強風。どうしても島に行きたいという
お客様をつれて港を出てみたものの、案の定海は荒れ模様、
途中で引き返しました。
エスピリトサント島の代わりにバランドラビーチに立ち寄り、
スノーケルやカヤックをしているうちに、気がつけばもう16時！
ありゃありゃとあわてて片付けてラパスに戻ってきました。
島にはたどり着けずとも楽しい一日だったようです。
こんな荒れ模様の日でも、しっかりジンベイは見てきましたよ。

photo by Chabelo

コククジラが去ってしまったので、現在のお客さんの興味は
ジンベイザメに集中。冬のお客さんはバリバリダイバーではなく
のんびりした家族連れが多いので、ジンベイザメのことをよく
知らないケースも多く、その姿を実際目にするとびっくり仰天
大騒ぎです。

泳ぎたくない人は、写真のように船の上から見ても十分楽しめます。
ジンベイに人気を奪われ、ラパスの主役のアシカちゃんたちは
ちょっと影がうすくなっています。

マグダレナ湾のクジラが減ってしまったので、ホエール
ウォッチングを急きょスノーケルツアーやジンベイザメツアーに
切り替える人が続出、なんだかバタバタしております。
今日は島に行く人が大勢なので、コックのマリオも出動。
島のビーチでお客さまにシーフード料理をふるまっています。

嫌な予感が本当になってしまいました。
マグダレナ湾のコククジラがもう数えるほどしか
残っていないのです。まだ3月上旬、まだまだシーズンの
はずなのに。とはいえ自然の現象には逆らえません。
今年は気温、水温ともに高かったのが原因かもしれません。
また来年まで元気でねと送り出しましょう。

今年はコククジラの良い写真が少なかったので
代わりに数日前のコルテス海のイルカでも。。。
photo by Chabelo

チャベロが「頂き物の大きなエビがあるんだけど何か
やらない？」とみんなに持ちかけてきました。「うちには
ホタテの冷凍したのがある！」「うちにはcaracol burro
（貝の一種）がある！」「うちには何もないから今から
急いで貝取りしてくる！」と皆それぞれに何か持ち寄り、
あっという間にシーフードパーティ。社長エンリケをはじめ、
スタッフが家族連れで集まり、楽しい夜になりました。
こういう時にスタッフにコックがいるのは最高です。
マリオがホテル仕込みの腕で何品も作ってくれました。

今年の冬毎日のように湾内でお客さんを湧かせてくれた
ザトウクジラたち。見かける回数が少なくなってきました。
そろそろ次の場所に移動をはじめたようです。
マグダレナ湾のコククジラたちも、北へ向けて旅を始めました。
例年だと３月いっぱいは楽しめますが、今年のクジラシーズンは
早めに終わりそうです。

今年は４月からキャンプを開始するとあって、
少しずつ準備が始まりました。新しいテントを発注したり、
備品の点検をしたり。

今日は風のない予報がでていたので、安心してダイビングに
出て行ったのですが午後から予報に反して強い北風が
吹き始めました。この時期の風は地元の人にも読めない
ものがあります。こんなに風強いと、今日は波が高くて
ジンベイみつからないかもねと話していましたが、なんのなんの。
午前・午後と本日出した３艘ともしっかりジンベイスイムを
楽しんで帰ってきてくれました。まだまだブラボーなラパスです。

３月に入っても、ラパス湾の中を悠々と泳ぐジンベイ達。
それを見たいお客さんを乗せてたくさんの船が
出ていますが、プロペラによる大きな傷跡をもつ個体が
確認されています。船が近づきすぎたために怪我を
してしまったのでしょうがサックリと切れてしまった
その背中の傷跡は思わず目を背けたくなるほどに
痛々しいのです。何の罪もないジンベイさんが
身勝手な人間に体を傷つけられていいわけがありません。
出来るだけ近くで見てみたい、出来れば触ってみたい、
その気持ちはよくわかりますが、やはり彼らの領域を尊重し、
みんなで協力し合ってジンベイの生活環境を守っていくことも
大切だと思います。

video by Lorenzo

アシカにとっては海の生き物も全ておもちゃ。
ヒトデやハリセンボンなど、何かを見つけては
つつきまわし、ダイバーのところまで持ってきて
見せびらかしたりもします。

photo by Chabelo

この写真、ジンベイ模様のクジラに見えませんか?

photo by Joel

今日ご紹介するのは、ダウンタウンにできた
新しいレストラン「バッファリート」。
ステーキで有名なバッファローBBQの姉妹店です。
こちらは本店と比べるとぐっとカジュアルに、
メニューもハンバーガー、タコス、ホットドッグのみ
というシンプルさ。お値段もカジュアルですが
本店と同じ肉、同じレシピなので味は抜群。
足の便がよいダウンタウンの中なので観光客にも
安全で行きやすい場所です。ぜひお試しを。

見よ！このハンバーガーの厚み。うははははものです。
ハンバーガー(肉250g）　80ペソ
ホットドッグ（ソーセージ180g）　40ペソ
ビール　18ペソ

先日ご紹介したように、新しいウェットスーツが届いたばかりですが
今日はやられちゃいました。この時期のアシカはたとえて言うなら
「人間の５歳児の男の子」。遊び方が激しいのです。いくら
追い払っても「遊んで~」としつこくつきまとってきます。
仕方がないので両手で尻びれをつかみ、海のなかでぐるーんと
回すと嫌がるどころか「もう一回もう一回」とダイバーの腕を
口でひっぱり、そばを離れません。いくら甘噛みのつもりでも、
両腕両足、フィンなどをひっぱられているうちに、気がつけば
新品のウェットスーツに大きな穴が二つ！！
楽しいけど悲しい。。。冬の間に来る予定のお客さま、新品の
ウエットを持ってこられることはおすすめしません！

photo by Chabelo

一昨日のスノーケルのお客さん、あまりにも楽しかったからと
また今日もツアーに参加です。アシカはもちろん、２回ともしっかり
ジンベイとも泳いでいるのでそりゃー楽しいはずですよね。
夏にまたラパスにきて、今度はキャンプしながらダイビングの講習を
受けると宣言してくれました。

昨日は地震のニュースに振り回された一日でしたが、
午前中にしっかりジンベイサーチは済ませていました。

ジンベイは順調ですが、一方のマグダレナ湾のクジラはどうも
増えるどころか減ってきている？今日はほんの数匹しか
みつかりませんでした。

日本でも津波の警報が出されているようですが、メキシコでも
ちょっと騒ぎになりました。
朝のうちはチリなんて遠いし関係ないよと余裕で港を出たのですが
地震の詳細が分かるにつれて、ついにキャピタニアから港を
クローズにするとのお達し。外に出ている全船にベースに
戻るようにと指示がでてしまいました。ファンバハの船も
もうすぐロスイスロテスに到着するところだったのですが
泣く泣く引き返す羽目に。安全には代えられませんからね。
今日は満員御礼日だったので、いつものサンドイッチのかわりに
島のビーチでコックのマリオが腕をふるう予定でしたが、
総ての食材がパーに。それじゃーということで、夕方から
スタッフ一同が集まって今日の食材を平らげてしまいました。