2015年9月アーカイブ

16/SEP ダイビング4日目
クルーズのみでしかアクセスできない遠方ポイント、ラスアニマスまでやってまいりました。 本日はチームSHARK担当させていただきます。


1本目:ラス・アニマス(北東岩礁)
水温30度 透明度25m
びっくりする程きれいなコルテスブルーな透明度。 おのずとテンションも高まります。 まずは南の縁でカツオリバー。 何度も何度も繰り返し、リバーとなります。 また、可愛らしいサイズのアオウミガメが中層をのんびりと泳いでいます。 カツオリバーの先にハンマー居ないか探してみました。 次は北の縁で流れをチェックして、岩礁近くから潮上にあがってみると、ギンガメアジ。 コバンアジに似ているギャフトップセイルポンパーノもギンガメの群れに混ざっていました。 その先でハンマー探しの為の沖出しの頃合い待ち。 カツオの群れがこちらでも見え始めたので、中層をドリフトしていきました。 するとさらにギンガメがいるわいるわの状況にカツオが絡んできます。 ハンマー雰囲気の水域だったのですが、このギンガメの群れの先、境界線までは詰めることができませんでした。


2本目:ラス・アニマス(南岬)
水温30度 透明度20−25m
水面休息中のアシカさんの近くからエントリー。 まったりリラックスモードのアシカさんを眺めてから、離れ根周辺の魚影確認をしに遠征。 今回も可愛らしいサイズのアオウミガメ2匹が根回りをゆっくりと泳いでました。 1本目同様にカツオの群れにギンガメの群れと雰囲気は良いのですが、ハンマーの姿だけは見当たりません。 一旦岬の先端に帰り、頃合い待ちしてから、大きく迂回するようにして離れ根とその先へアプローチしましたが、ハンマーのみ空振り。 安全停止中はイルカの鳴き声が引っ切り無しに聞こえてきたものの、イルカさんも姿は現してくれませんでした。 それでも鳴き声で存在を確認できただけ、ちょっと元気をもらった気がします。


3本目:ラス・アニマス(ケーブ&北岩礁)
水温31度 透明度40m
抜けるように綺麗でビックリな透明度でした! はじめに大聖堂のようなケーブに入ってから、岩礁周りへ移動。やや深めのウミウチワで大小のクダゴンベ。  その後もパシフィッククレオールフィッシュやスケールフィントリガーフィッシュ、キングエンジェルフィッシュ、シザーテイルクロミスの群れが平和的に群れていました。 残念ながら水面休息中のアシカさんは留守でしたが、浅いところにおっきいイセエビ発見。 うーんお腹空くぜ。
40m以深の砂地の上には、コルテスガーデンイールの群生がはっきりと見てとれます。 その周りがミステリーサークルのような円形模様は、スケールフィントリガーフィッシュが卵を守ってる巣穴の跡でした。 すごく透明度が良く気持ち良くノビノビできたダイビングでした!

video by our guest Jakk-san


4本目:プンタ・ファンバハ(ナイトモブラ)With Group B
今回はホワイトボードも使って改めてのブリーフィング。 モブラの数そのものは第一回目と比べるとちょっと寂しいものの、集まり方、動きの違いをハッキリと実感していただけました。

video by our guest Jakk-san



17/SEP ダイビング5日目
ダイビング最終日、2本潜った後にジンベエスイムにチャレンジ予定です。 本日はチームMOBULA担当させていただきます。


1本目:ロス・イスロテス(北浅場)
水温30度 透明度15m
朝一番、水面をチェックしますと水面休息しているアシカさん達の数が少ないようにも見受けられましたが、ENして寄ってみると、心配ご無用でした。 水底、中層にいる子も居て、水面に上がってる子が少ないだけでした。 しばらくは、寝起きの為?、あまりダイバーに興味を示してくれませんでしたが、1頭がちょっかいを出し始めると、他の子も真似し始めます。 やがて、べったりモードの女の子も登場してくれました。 絡み方やなつき方、目をうっとりさせてる様子を見てると、本当、飼い主ラブなワンちゃんみたいです。 タイムオーバーに後ろ髪を引かれる思いでのエキジット。


2本目:スワニーリーフ
水温31度 透明度12m
リーフ西際でエントリー。 スポットテイルグラントが砂地に張り付くように群れています。 また、流れが当たる分だけ、コルテスガーデンイールも30cmくらいニョキニョキと上半身を曝け出していました。 リーフ東に回り込み、流れに乗りながらメアジの群れが寄ってきてないか探していきました。 流れの当たらない北際近くだけスポットテイルグラントの群れに小さいメアジの編成、そして4匹だけメキシカンバラクーダ。 


3本目:ジンベエスイム(ラパス湾)
予めファンバハのボートでジンベエを探しておいてもらい、そこにソディアックで合流。 ジンベエの雰囲気を見定めてから、チャレンジスタート。 レギュレーションだけでなく、ジンベエへのアプローチ方法をしっかりとブリーフィングで事前にご案内させていただきますので、初めての方でもチャレンジ成功し易いのが、バレンティーナ及びファンバハのスタイルです。 どんな海洋生物へのアプローチでも一緒ですが、ジンベエの立場になったアプローチをする事が成功の秘訣です。 クルーズ最後のイベント、ジンベエスイムは見事、全員成功! 


バレンティーナのからチェックアウト後はホテルへそのままチェックイン、一休みいただいてからタコディナー&ショッピングツアー。


報告者 ロレンソ、ミカ、ルイ
12/SEP to 17/SEPトリップレポートです。
今回はタイ人ダイバーさん、日本人ダイバーさんの国籍混合トリップにいってまいりました。


13/SEP ダイビング初日
プンタロボスのブリーフィング時に、風向が変わり、前線が急接近してきました為、急遽ポイントを変更いたしました。 風陰への移動中は先に朝食を取ることにし、海況もお腹も落ち着いてから、改めてのチェックダイブ。 本日はチームSHARKを担当させていただきます。


1本目:ホエールアイランド(チェックダイブ)
水温28−30度 透明度13m
急な雨の後としては悪くない印象でしょうか。 際を横移動しながら、パナミックサージェントメジャーやメキシカンゴートフィッシュ、パシフィッククレオールフィッシュを見ながら、ゆっくりとアーチ入り口へ向かいました。 アーチを一人づつ通り抜け、帰り道は、砂地の中層を流してモブラを探しましたが、最後の最後に気持ち2枚なんとか見えた程度。


2本目:ファンミン
水温27−30度 透明度10m
沈船内部は水温が低く27度でした。 普段30度の水温に慣れてしまっていると冷たく感じます。 コルテスエンジェルフィッシュやコルテスレインボーラッセ、ジュエルモーレイを見ながら、沈船のバウエリアで記念撮影。 最後のデッキ上には、パシフィックスペードフィッシュが対でまったりしていました。


3本目:ラ・ティントレーラ
水温30度 透明度8m
コルテスガーデンイールの群生がニョキニョキと凄かったです。 安全停止に入り始めたところで、ようやくモブラが真下に来訪してきてくれましたが、いかんせん透明度が残念過ぎました。
エルニーニョの影響で8月末から生憎の透明度の悪さですが、良化がどうもスローで、例年9月のような透明度までは、なかなか回復しきりません。 この透明度でしたら、明日はアシカのコロニーの浅場で、アシカだけ集中して遊びきっちゃうほうが賢明かもしれませんね。



14/SEP ダイビング2日目
日中のダイビングは終日アシカのコロニーと、第一回目のナイトモブラを予定しています。 本日は、チームMOBULAを担当させていただきます。


1本目:ロス・イスロテス(西壁)
水温31度 透明度13m
まだ誰も来てない朝一番のアシカのコロニー。 アシカさん独り占め大作戦です。 無風の絶好のコンディションでしたので、普段は風が当たり易い西壁ポイントを選んでEN。 着底集合して、スロープ下へ移動すると同時に、1歳の子が待ち構えてたかのように降りてきてくれ、いきなり抱きついてきてくれました。 もう説明する間もなしにダイバー全員とラブラブな関係に。 また、4日ほど前に潜った時と比べ、泳ぎ始めた赤ちゃんの数が3倍以上にも増えてました!!!  可愛い通り越して、水面は、赤ちゃんウジャウジャ状態でした〜!!
肝心のパパアシカも、許してくれてるらしく、タイムリミットまで、終始アシカとベタベタなダイビングが1本目から叶いました!


2本目:ロス・イスロテス(北深場→北浅場)
水温31度 透明度15m
やんわりと北風に変わり始め、コロニーに訪れている他船は全てコロニーの南側に集まってましたが、確認してみると、まだまだ北側の水面は穏やか。 ソディアックでエントリーもエキジットも出来るクルーズでのダイビングスタイルなら更に心配ご無用です。 流れが穏やかことを確認して、デカジョー近くの水面でEN。 まずは32mまで降りて、ゆっくりとデカジョー観察。 その後水深を戻しながら流していると、メキシカンバラクーダが二重層になって群れていました。 下のレイヤーはトルネード、上のレイヤーは壁からリバーへと変化します。 バラクーダの頭方面からアプローチしたため、群れは逃げず散らず、目の前で体をキラキラを見せつけてくれました。 あわよくばトルネードの真ん中に入れるんじゃないかとまで欲を出してしまいましたね。 その後は、鳴き声の聞こえる方向に進路をとると、水面にいるわいるわアシカ大家族。 今回も噛み噛みされる羽目になってしまいました。


3本目:ロス・イスロテス(南二丁目)
水温30度 透明度18m
日帰りの船がちょうど帰る時間の頃に交代するようにENが出来ました。 おかげで既にアシカ赤ちゃんは遊びモードに突入済み。 1歳の子が赤ちゃんにジェラシーするかのように、徹底的に甘噛みしてきましたが、この子の甘噛みは痛い痛い! 嬉しい悲鳴のダイビングとなりましたネ!

3本目の後は、ナイトまで時間があるので、ナイトモブラを開催するエンセナーダグランデにあるファンバハのキャンプサイトに上陸し、サボテンツアーに行ってきました。

video by our guest Jakk-san


4本目:プンタ・ファンバハ(ナイトモブラ)with Group A
本日はナイトモブラ開催第一夜になります。 モブラは順調に集まってきてくれましたが、 私達ガイド陣の力不足、ブリーフィングが足りてなかったのか、モブラをまとめきることが出来ませんでした。 明後日開催する第二夜ではリベンジ兼ねて、今度こそ一致団結して、迫力あるモブラシーンをご覧いただけるよう、気を引き締めました。


15/SEP ダイビング3日目
本日はチームSEA LIONを担当させていただきます。


1本目:エルバホ(中の根→北)
水温31度 透明度18m
中の根にブイアンカーを設置してエントリー。 根回りのみ少し流れが当たってくれてる様子でした。 根回りで魚影を見極めてから、北端からドリフト開始。 ナイトロックス組なので、皆で同じ水深キープしながら、捜索。 根を離れて早々、流れは止まってしまいましたが、そのまま北上。 少し透明度が暗いエリア(水温が暖かいままならハンマーが好む条件水域)にうまく入り込め、活きの良いカツオの大きな群れを確認できたので、このままハンマー見つけられそうな期待と自信が高まったのですが、なんと、スルー!  ヤ バ イ !


2本目:エルバホ(中の根)
水温31度 透明度18m
EN前に相談して、根回りの透明度が良く魚影も濃かったので、今回は根回りをじっくり堪能するダイブ計画に。 キングエンジェルフィッシュとシザーテイルクロミスの群れが半端ない感じ。 砂地のキャニオン部には、カワハギが卵を守っており、隙あれば卵を奪おうとメキシカンゴートフィッシュとバーバーフィッシュが様子を伺っていました。 何匹ウツボを見つけられるか競争しながら、35分ゆっくり楽しんでからエキジットいたしました。


3本目:エルバホ(中の根→南の根)
水温31度 透明度16m
中の根の一番潮の当たる北端で根待ちしていると、おっきいカンパチが2匹寄ってきてくれました。 「刺身、刺身、刺身」と頭には過ぎりましたが、ダイバーらしく大人しく観察することに。。。 その後は流れに乗って、南の根上をチェックしてからEX。


4本目:サンフランシスキート
水温29度 透明度8m
冷たいサーモクラインが度々入ってきている海況でしたが、あまりに高い水温が続いていた為、身が引き締まるようで気持ちが良かったです。
メキシカンバラクーダは最初に見え始めた時は、水底を這うように小さい群れだけかと思ったのですが、頭上からアプローチをする為、回りこんでみると、沖側の奥にはいるわいるわで、大規模な壁でした。 最後は岩礁そばに戻って安全停止しながらアシカを観察。

video by our guest Jakk-san



報告者 ロレンソ、ミカ、ルイ
コモエスタス???

お久しぶりです。
お元気ですか?

今回はクルーズ中に無人島のビーチに上陸しました。
ビーチではシーカヤックやパドルボート、そしてビーチにはビーチバレーコートが設営されており、日本人vsメキシコ人で盛り上がってしまった!



少し歩くとすぐに日本人が思い描いているような大きなサボテンが広がっている荒野に到達することができます。
大きなサボテンの前で記念撮影!!!



今週のサボテンハイキングでは道中において小さなサボテンの花を発見。



今日もバハ・カリフォルニア半島に沈む夕日を見ながら、ビールで乾杯です!今週のトリップでは毎日本当に美しい夕日を連日見ることができました。





クルーズ中ではメキシカンパーティーと銘打って、クルーズ上で普段あまり食べる機会がないメキシコの伝統的な料理を提供しております。このようにコックさん、ロレンツォも大きなソンブレロを被ってオ・モ・テ・ナ・シ!
ちなみにBGMには陽気なメキシカンソングが流れております。



今週のトリップでは1名のお客様が記念ダイブでした!!
おめでとうございまーーーーーす!!!
いつの間にかケーキがバージョンアップしているのは気のせい??



お客様をイメージしたダイバーのデコレーション!!!
よく見たら目や眉毛、そしてマスクなどが再現されおりました!!





クルーズ最後はお客様&スタッフ全員で記念撮影!!
今回はメキシコ・ラパスまでお越しいただきありがとうございました!!
コモエスタス??


お久しぶりです。
お元気ですか?

今週のトリップも心ゆくままアシカちゃんと一緒に遊ぶことができました。今年生まれた赤ちゃんアシカの中でも早熟な個体はスノーケルの水深レベルまで泳ぐことができております。あともう少しすればダイバーと一緒に遊ぶことができるのではないでしょうか???



今週のアシカゾーンの透明度は明暗がはっきり!!潮通しが良い場所は透明度が少し良好でしたが、潮通しが悪い場所はかなりひどかった。今週のパパアシカは普段に比べると穏やかモード??突然おいら達の前に現れたと思ったら、そのまま岩の上で小休止。あれは一体何のアピールだったのだろう???ちょっぴり怖かったけどおかげでお客様は間近で写真を撮影することができました。



今週のトリップも昨年、一昨年に生まれたアシカちゃんと一緒に遊ぶことができました。今週のトリップにはすでに昨年のダイブクルーズに参加経験があるお客様が含まれていたので、すでにアシカマスター同然!?!?ガイド顔負け状態でアシカと一緒に遊んでいましたよ!!









今回はアシカの島、ロス・イスロテス以外のアシカを紹介します。
ダイブクルーズで周回するエリアではちいさなアシカのコロニーである岩礁が幾つも存在します。その代表例がラ・レイーナやサンフランシスキート島になります。



若干大きな目の個体が目立ちますが、ダイバーの動きに合わせて同じような動きをしてくれます。私たちダイバーがクルクル回りながら泳いだり、変則的な泳ぎをするとアシカも一緒に泳いでくれますヨーーーー!!!是非ともお試しあれ!!

天候:快晴
気温:28〜35℃
水温:29〜30℃
透明度:5〜15m (*ダイブサイトによってばらつきがある)
ウエットスーツ:3mm または 5mm
コモエスタス?

お久しぶりです。
お元気ですか?

2015年第4航海目のトリップレポートです。今回のお客様はアメリカ、ブラジル、日本からお越しのお客様です。

今回のトリップも全開のトリップに引き続き大雨が降った影響??それともエルニーニョ現象による水温上昇の影響により透明度がさらに悪化!!ここラパスを中心にコルテス海を20年以上潜り続けているガイドのロレンツォがこんな透明度は一度も見たことも体験したこともない!!!発言しておりました。ロレンツォにこのような発言をされてしまうと妙に説得力がある。。。9月にベストシーズンを迎えるはずがまさかの前代未聞のワーストな海になってしまった。
海の中は少し大変なことになっておりますが、トリップ中の天候は快晴が続きました。ツアー全体では波、風ともにほとんどなく快適なクルーズ生活を過ごすことができました。



ご覧の通り水中はとっても残念なことに。。。泣
ダイブサイトによっては透明度が5m以下の場所も。。。泣
魚はいつもどおり群れているのに!!!
写真にもは上手に記録することができませんでしたが、お客様の心の中にはしっかりと記憶することができたと願っております。



ハンマーヘッド狙いでエル・バホでダイビングをしましたが、今週のエル・バホも例外にあらず。。。水面から水底30mまで透明度が悪い。残念ながらハンマーヘッドを見ることができませんでしたが、安全停止前に水面付近を泳ぐ【シルキーシャーク】を発見。今年はこのパターンが非常に多いです。



今週はハンマーヘッドの代わりになんとイルカが登場!!!
最初は生憎の透明度の影響によりこの黒い影が何か認識することができませんでしたが、この黒い影の正体がイルカだとわかった時は一同大興奮でしたよ!!



今週のトリップでもモブラナイトダイブに挑戦!
最初の20分ぐらいは数枚程度しか集まらず、担当ガイドのおいらのマスク越しは顔面蒼白で冷や汗モノでしたが、なんと終盤に名誉挽回!!!最終的には20−30枚くらいのモブラを見ることができたのではないでしょうか??



先週のトリップ同様に普段はスルーしてしまいそうなマクロやコルテス海固有種をじっくり観察。今回お客様を虜にしたのはサンゴに寄生をするヤドカリである【スタッグホーンハーミットクラブ】
スタッグホーンハイドロコーラル(英名staghorn hydrocoral、学名Janaria mirabilis)というサンゴを宿にしております。最初、ただのサンゴかな思いきや、サンゴが動いたのでビックリ!!



今年はエルニーニョ現象により水温が30−31℃とかなり高め。その影響?単にガイドの力量不足??で今シーズンはウミウシをほとんど見かけることができません。今回偶然にも見つけることができた個体はグロッソドーリス・セドナ(学名Glossodoris sedna)。例年だったらよく目撃することができますが、今年はちょっと少なめです。



先週のトリップではクルーズでしか行くことができない、サンフランシスキート島、さらに北にあるラス・アニマス島の透明度が非常に悪かったのですが、今週のトリップでは透明度がマックスに回復!!!透明度が30mオーバーの箇所もあり、例年通りのコルテス海が展開されておりました!!!言わずもがな、お客様の口から歓喜の声が上がったのは言うまでもありません。



ラストダイブはスワニーリーフ。
ここでもお客様からのスペシャルリクエストに対応!!!
【ガルフシグナルブレニー】と呼ばれるギンポの仲間になります。求愛行動?威嚇行動の際に写真のあるように巣穴から全身を出し背ビレを広げてアピールします。



クルーズの最後はジンベエザメスノーケルに挑戦!!
今回も5−6匹のジンベエザメを発見することができました。


天候:快晴
気温:28〜35℃
水温:29〜30℃
透明度:5〜15m (*ダイブサイトによってばらつきがある)
ウエットスーツ:3mm または 5mm


コモエスタス??

お久しぶりです。
お元気ですか?

本日のラパスの天候は快晴です。
数日前には突発的な低気圧の影響により、波高し、風も非常に強かった。しかし、そんな悪天候もたった一日限りで終了。現在は普段通りの風無し、 波なしの穏やかな海が展開されております、

ここ最近おいらの周囲では

透明度が悪くなったり。。。
夕立が降ったり。。。
購入したビールが冷えてなかったり。。。
ボスのエンリケが重たい荷物を持ってぎっくり腰になったり。。。

ついてないことばかり続いておりましたが、久し振りに朗報です!

そうです!!

ついに今年もアシカの島、ロス・イスロテスの赤ちゃんアシカのガブガブがスタートしました!!

普段から赤ちゃんアシカ達の泳ぎが日々上達していることをお伝えしておりました。
いつかな?いつかな?まだかな?まだかな?と首を長ーーーーくして待ち焦がれておりましたが、ついにこの至福の瞬間がおとずれました。



最初の動きはかなり挙動不審!?!?
興味津々でこちらのダイバーの動きを観察しております。

『これは噛んでも大丈夫なのかな??』



『えーーーーい!!!とりあえず、噛んでやる!!!』

一度ダイバーのことに興味を持つとこちらのもの???
息継ぎをした後に再びオイラ達ダイバーの元に戻って来てくれます。

誰に教わった訳でもなく、ましてや調教もされた訳でもなく、毎年毎年このようにおいら達ダイバーと一緒に遊んでくれます。
本当につくづく不思議に思いますね。。。



普段陸上ではまだまだ甘えん坊の個体が多い。
常にママアシカと一緒にいる光景を目にします。

赤ちゃんアシカのガブガブのスタート時期が例年と比較すると少し遅いような気がしますが、これからもっと赤ちゃんアシカの遊びが活発になってくれるにちがいありません。

本当のラパスのダイビングのベストシーズンはこれからですよーーー
是非とも天然水族館のメキシコ・ラパスにお越しくださいませ!!
アシカちゃん共々、皆様のお越しをお待ちしております!!



ポイント名: Los Islotes(ロス・イスロテス)
天候:快晴
気温:28〜35℃
水温:28〜29℃
透明度:10〜15m
コモエスタス??

お久しぶりです。
お元気ですか?

今回はクルーズに開催されるディナーを紹介。
風、波などがなくコンディションがよければ、サンデッキでタコスディナーが開催されます。



ちょうどサンセットの時間と重なるので、夕日を見ながら優雅な一時を過ごすことができます。



そして、ビールまたはワインでサルゥゥゥー



そして牛肉、鶏肉をメインのタコス!!!
アボガドソースやトマトベース、ピリ辛ソースなどを用意しているのでクルーズ常にもかかわらず本格的なタコスを食べることができます。



メインディッシュの後はデザート!!!!
バレンティナ号ではコックが手作りデザートを提供しております!!



最後はバレンティナ号クルーの紹介。
クルーの平均体重がちょっと気になる???





今週のトリップでは2名のお客様が記念ダイブでした!!
おめでとうございまーーーーーす!!!



クルーズ最後はお客様&スタッフ全員で記念撮影!!
今回はメキシコ・ラパスまでお越しいただきありがとうございました!!
コモエスタス??

お久しぶりです。
お元気ですか?

今週のトリップでもじっくり、まったりアシカちゃんと一緒に遊ぶことができました。まだ今年生まれた赤ちゃんアシカとは日々泳ぎの練習に励んでおります。昨年、一昨年に生まれたアシカがダイバーに興味津々で近寄ってきます。



まだこの時期はパパアシカの警戒心が強め。
常に他のオスからハーレムを守るために『オウッ!、オウッ!、オウッ!!』っと雄叫びを発しながらパトロールを繰り返しております。



のらーーり、くらーーりとこちらまで寄ってきます。
いきなりアシカちゃんと超接近!!!!
と思いきや、そのままこちらをスルーして泳ぎ去っていきます。
あららら、、、



さすがガイドのロレンツォ!!!
お客様に先駆けてアシカちゃんを手懐けることに成功!!!
一度こちらに興味を持つと息継ぎを繰り返して何度もこちらにおりてくれます。
ちなみにこの足はロレンツォです。



また別の場所ではまるでアシカの品評会状態!!!
ちょうど、お立ち台のような岩の上にアシカがお行儀良く座るのですよ!



そしてお客様がこのアシカの顎の周囲、お腹そして背中をなでなでしてあげると本当に目を細めながら気持ち良さそうな表情をするんですよ!!!!





ダイビング時間を大幅に超えてダイビング終了!!!
もちろん、ダイビング終了後はお客様にも満面の笑みが溢れておりましたよ!
コモエスタス??

お久しぶりです。
お元気ですか?

2015年第3航海目のトリップレポートです。今回のお客様はアメリカそして日本からお越しのお客様です。今回もクルーズ上ではお客様同士、そしてお客様とクルーがスペイン語、英語そして日本語を交えてコミュニケーションを取り、お互いに親交を深めておりました。

今回のトリップでは先週に大雨が降った影響??それともエルニーニョ現象による水温上昇の影響によって透明度が良い場所と悪い場所の差が非常に激しかった!!トリップ中の天候は快晴、快晴、また快晴!初日のみ少し風が吹きましたが、ツアー全体では波、風ともにほとんどなく快適なクルーズ生活を過ごすことができました。



アシカの島、ロス・イスロテスではバーバーフィッシュの群れを観察。同じ東部太平洋に属するガラパゴスやココ島ではこのバーバーフィッシュがなんとハンマーヘッドのクリーニングをしている光景をみることができるらしいのですが、こちらメキシコ・ラパスでは残念ながら見ることができません。しかしながら、大型のハタや フエダイなどをクリーニングしているのを見ることができます。



今のロス・イスロテスはアシカだけじゃありません!!!
とにかく【サルディナ】(*イワシの仲間)がすごいのです!!
特にアシカが生息している浅場ではアシカをかき消すかの如く群れております。



今回のトリップでは沈船、ファンミンでダイビング。この沈船の主として君臨している大きな【アオウミガメ】にも会うことができました。思わず背中に乗ってみたい!!!という衝動に駆られますが、、、(冗談!!)でも本当にそのぐらい大きな甲羅を持ったウミガメなんですよーーー



この沈船、ファンミンではコルテス海固有種である【コルテスエンジェルフィッシュ】を観察。普段、ダイビングをしている岩礁や根ではあまり見ることができません。なぜか沈船に数多く生息しており、今回もじっくり観察することができました。



今週のトリップではハンマーヘッドの狙いのエル・バホ、クルーズでしか行くことができない、サンフランシスキート島、さらに北にあるラス・アニマス島の透明度が非常に悪かった。エルバホでは残念ながらハンマーヘッドの目撃することができず。餌となるカツオやアジはたくさんいるのに。。。おいら達を視界を遮るように群れている【メキシカンバラクーダ】も残念ながらこの通り、、、泣



クルーズ最終日にダイビングをしたスワニーリーフも若干透明度が悪め。全体的に海水が緑色をしておりました。ダイブサイトではいつものように【スポットテイルグラント】が群れ群れでしたよ!!!



透明度が悪かった影響により、普段は群れを中心に紹介しているダイブサイトでも今回に限っては小さな水中生物ならびにコルテス海固有種をじっくり紹介させていただきました。例えばトリップ中では良く見かける【パナミックグリーンモレイ】と呼ばれるウツボの仲間です。



よーーーーーく見てみるとウツボの体表に小さなハゼ!?!?
非常に小さいですが、【バンデッドクリーナーゴビー】がが寄生している姿を見ることがありますよ。



今回のトリップにおいて印象的だったのがゴンベの仲間である【ジャイアントホークフィッシュ】の幼魚。夕食後のログ付けの際にお客様からどうしても見たいというリクエストがありました。ロレンツォは開口一番に快諾をしましたが、翌日の担当ガイドはなんとおいら!!有言実行できちんと発見することができました!よかった!よかった!



クルーズの最後はジンベエザメスノーケルに挑戦!!
今回も5匹のジンベエザメを発見することができました。ジンベエザメが捕食モードだったので、お客様はあまり泳がずにじっくりとジンベエザメを観察することができました。


天候:快晴
気温:28〜35℃
水温:29〜30℃
透明度:5〜15m (*ダイブサイトによってばらつきがある)


コモエスタス???

お久しぶりです。
お元気ですか?

本日のラパスの天候は晴れ。
ラパスには珍しく薄雲が空全体を覆い尽くしております。
今日も夕方になると大きな入道雲が発生、本当に一瞬ではありますが夕立が降りました。町中が水で浸かってしまうようなことはなかったようです。
そしてこのような日の夕日はまるで空が焼けるようになるが多いのが最近の傾向です。

前回お伝えしたラパスの海の近況ですが、透明度は徐々に回復傾向にあります。
ラパスも東西南北にダイブサイトが点在しているため一概にはまとめることができませんが、今回の大潮の潮の干満の影響によりほとんどのダイブサイトが浄化されました。

クルーズでしか行くことができない、サンフランシスキート島近辺、ラス・アニマス島近辺はプランクトンの影響から回復し、透明度が20−30mもあり、抜群に青抜けをしておりまさにベストシーンに近いラパスの海が展開されおります。

アシカの島、ロス・イスロテスは透明度が5m以下というどん底の状態から脱し、水深5m前後のアシカが泳いだり、遊んだりしている場所では10−15mくらいあるのではないでしょうか??まだ全体的に緑色なイメージかな??

ハンマーヘッド狙いのエル・バホでは根の周囲、特に西側ではサーモクラインの影響もあり水温は若干低めではありますが、透明度が20m。ハンマーヘッドを捜索するエリアの砂地近辺が5−10mと少し厳しい状況が続いております。そんな状況にも関わらず、ハンマーヘッドを見たチームがあるからすごい!!!

デイトリップチームもお互いにその日の海のコンディションの情報を交換し合い、日々海の透明度が回復していることを実感しております。

透明度は悪いかもしれませんが、相変わらずバラクーダやアジの仲間は爆裂中!
無論、アシカも通常通りガブガブ遊んでくれておりますよ!!
写真には綺麗に撮影することができませんが、しっかりと目と心には焼き付けております!

本当に一刻でも早くにベストな海に回復してくれることを願っております。








ポイント名:Los Islotes(ロス・イスロテス)
天候:快晴
気温:28〜35℃
水温:29〜30℃
透明度:5〜10m

報告者 けんご


コモエスタス??

お久しぶりです。
お元気ですか?

例年ながら一番暑いはずのこの9月上旬のはずが、今年のラパスは少し涼しい感じ。実際に雲が多い日もあり、郊外では雨が降っている地域もあるようです。

例年ならば8月下旬から9月上旬ごろより早熟の赤ちゃんアシカが私たちダイバーがいる水深ぐらい泳ぎ始めるのですが、今年はまだ私たちダイバーがいる水深まで泳いでいる赤ちゃんを見かけることがありません。今年は全体的にアシカの成長が遅れているのでしょうか?

しかし依然として昨年生まれた個体、もしくは一昨年生まれた個体がダイバーと一緒に遊んでくてれいますよーーー!!激しくダイバーのスノーケルやフィンをかじる個体、岩の上にお行儀よくじっと座っている個体などなど。ダイバーたちがお腹を撫で撫でするとアシカちゃんも目を細めて気持ち良さそうな顔をするんですよーー!

赤ちゃんアシカと遊ぶことも待ち遠しいですが、少し大きな個体ではありますが昨年の個体と遊ぶことも捨て難い。。。









ポイント名:Los Islotes(ロス・イスロテス)
天候:快晴
気温:28〜35℃
水温:29〜30℃
透明度:5〜15m

報告者 けんご



コモエスタス??

お久しぶりです。
お元気ですか?


今週のトリップは日本、アメリカ、イギリス、そしてニュージーランドからお越しのお客様です。今回はアメリカ人グループがハーフチャーターということもあり、日本人は少なめ。ブリーフィング、日常会話も英語がメインでおいらも少し大変でしたよ!いつもと違って欧米系の陽気な雰囲気でクルーズ生活が展開されました。

天候に恵まれ、天気は快晴続き。海況も安定しており、毎日風無し、波無しの凪凪状態。最終日のジンベエザメサーチ終了後に突然天候が悪化し、夕立の洗礼!!本船に戻ってからだったので、せっかく乾いていたダイビング機材を濡らさずに済みました。

初日のラ・レイーナではメアジの群れを確認。8月より徐々に大きな群れを形成し始めますが、まだ200−300匹くらいではないでしょか?まだグリーンジャック(*アジの仲間)がまるで雨のように降り注いでおります。沈船の残骸を見たり、安全停止中に初アシカにご対面し、欧米のお客様もパパアシカの大きさには一同驚いておりましたよ!

2日目はアシカの島、ロス・イスロテスでダイビング。まずはお決まりのデカジョーこと【ジャイアントジョーフィッシュ】とご対面。事前のブリーフィングで説明をしているにも関わらず、お客様はその大きさには半信半疑。実際にその大きさの目の当たりにして、レギュレーター越しに叫び声が聞こえてきましたよ!そして浅場でアシカとご対面。昨年生まれた個体などにはあまり興味を示さず、大きなパパアシカに興味津々。パパアシカが私たちダイバーのそばを泳ぎ去って行く姿はいつも威風堂々としております。

3 日目はエル・バホでハンマーヘッド狙い。この日は透明度が悪化しており、視界があまりよくありませんでした。ハンマーヘッドの群れは見ることができませんでしたが、ハンマーヘッドの単品はなんとかゲット!!【ブラックスキップジャック】(*カツオの仲間)や【グリーンジャック】の群れの数が半端に凄かった!!優に1000匹は超えていたに違いありません。この日は透明度の影響もあって、3本目はメイン根を外さずにメインの根周辺でダイビング。潮当たりが良い場所では【キングエンジェルフィッシュ】などが大きな群れを作っていました。

4日目はクルーズでしか行くことができないラス・アニマス島でダイビング。スイムスルーや通ったり、大きなケーブの中を水中ライトを照らすなど少しアドベンチャーなダイビングを楽しむことができました。今回はロブスターとアオウミガメ祭り!!ほぼ毎ダイブで見ることができました。なぜかここでも大きなパパアシカに興味津々。水面付近でプカプカ浮いている個体をじっくり観察。

最終日は再びロス・イスロテスでダイビング。今回はパパアシカではなく、昨年生まれたアシカと遊ぶことができました。お腹や背中、そして首の付近を優しく撫で撫でしてあげるとアシカも気持ちよさそうな顔をしておりました。欧米人達もまるで子供のようにはしゃぎながらアシカちゃんと戯れた結果、ダイブ時間が60分を遥かに超えていましたよ!最終ダイブはスワニーリーフ。ここではなんとウツボ祭り!!大きな【パナミックグリーンモレイ】始め、体表も模様が美しい【ジュエルモレイ】、【ゼブラモレイ】【クモウツボ】など一人がウツボを発見すると、その他のメンバーが確認をしておりました。

最後はジンベエザメスノーケルに挑戦。この日は4匹のジンベエザメと一緒に泳ぐことができました。時折、ジンベエザメも泳ぐことを止め、立ち泳ぎをしながらプランクトンを掻き込んでおりました。


天候:快晴
気温:28-35℃
水温:29-30℃
透明度:10-20m

報告者 けんご







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